【GoodsPress Award 2024】
「レザーシューズは足が疲れる」というのは昔の話。今では、美しい見た目を保ちながら優れた機能美を誇るシューズが多く販売されている。その中でもコスパの良さや優れた履き心地が目に止まった3足がアワードを受賞。
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履きやすさにこだわって製作されたビジネスシューズが市場を賑わす昨今。ビジカジに対応するシューズの中から牧田さんが2024年のアワードに選んだのは、ジャパンブランドならではのこだわりが詰まった3足。
「ビジネスシーンでの着用をイメージすると、どうしてもシューズは実用性に重きを置きたくなります。日本人と欧米人の足の形は異なりますので、やはりたくさん歩いて働くビジネスパーソンは日本人の為に作られたシューズがおすすめです。シューズに搭載されているテクノロジーも年々進化していますが、それより2024年はコストパフォーマンスが目に留まりました。高機能なのに低価格なんです。また、ジャパンメイドの技術ならではの履き心地の良さを重視しているシューズも見逃せない1年でした」
ビジネスシューズは見た目だけでは違いがわかりきらない部分が多い。店頭で実際に試着し、自分の足にフィットして履き心地の良い1足をビジネスパートナーに選んでほしい。
スタイリスト 牧田悟志さん
メンズファッション誌・モノ誌を中心に活動するスタイリスト。機能性とリアルクロージングを意識したスタイリングを得意とし、30代以上の男性目線でのモノ選びに定評がある
【GoodsPress Award 2024】
ービジカジ部門 シューズー
<大賞>
■機能美も表情も最上質でこの価格!
テクシーリュクス
「TU-7045」(1万2100円)
まず、艶やかな光沢感が美しいです。クッション性、屈曲性、グリップ性、軽量性もすべて申し分なく、見た目と機能がこれだけ充実してこの価格。最高のコストパフォーマンスシューズと言えるのではないでしょうか(牧田さん)
ミニマルなセミスクエアトゥの1足は、アンティーク仕上げでつけた革の表情が秀逸。硬度の異なるE.V.A.を組み合わせた中敷はフィット感が良く、E.V.Aはソールにも配置し、軽さとクッション性が抜群。内甲側に伸縮性のあるゴアを用いてスムーズな脱ぎ履きが可能に。
▲踏みつけ部分に屈曲性に優れた低硬度ラバーを配置。細かい溝で路面へのグリップ力を高めている
▲ブラックとダークブラウンの2色展開。コスパに優れているので、2色買いして服装で履き分けたくなる
<極上の歩きやすさ賞>
■履きやすさの秘密はミズノの独自技術
ミズノ
「EXLIGHT AP5」(1万5290円)
スポーツメーカーのテクノロジーでビジネスシューズを作るというのが今っぽい。独自の新素材でアップデートされ、シューズ本体の軽さと相まって足の運びがとても楽です(牧田さん)
洋服の青山とミズノの協業で誕生したビジネスシューズ。歩きやすさに徹底してこだわり、“ミズノエナジー”、“ミズノウエーブ”、“X10”といった技術をふんだんに使用。インソールは通気性に優れ抗菌防臭加工を施している。
▲ミズノ史上最高の高反発ソール“ミズノエナジー”を踵に搭載。エネルギーロスが少なく、柔らかくて弾む履き心地に
<美の中に隠れた機能美賞>
■履いてわかる見た目以上の価値
リーガル
「ストレートチップ 21GLBG」(2万9700円)
一見すると機能シューズには見えないルックスですが、実は靴底を見てみると凄いんです…。通常では見えないような隠れた機能があるところに男心をくすぐられますね(牧田さん)
美しい濃淡のダークブラウンカラーに惹かれるレザーシューズ。外見にだけでなく内面も魅力的で、安全靴業界で高い実績を誇る日進ゴム社とソールを共同開発し、悪天候でもスリップしにくい優秀な履き心地を誇る。
▲複数のパターンを組み合わせたオリジナルソール“アースグリップ”は、雨や凍結した路面にも対応
※2024年12月6日発売「GoodsPress」1月-2号合併号53ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON-PRODUCTION>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/652039/
- Source:&GP
- Author:&GP
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