軽、シエラから注目の5ドアまで!東京オートサロン2025で見つけたカスタム「ジムニー」10選

2018年に登場したジムニーとジムニーシエラは、現在でも長期の納車待ちが発生している人気モデル。2023年1月にはインドで生産されるジムニーシエラの5ドア版を初公開。ジムニー5ドアはすでにインドや欧州で販売されていて、日本にも並行輸入車が入ってきています。

昨年は5ドア車を並行輸入しているショップが実車を展示するに留まりましたが、今年は5ドアのカスタムモデルも発見! 2025年1月10日〜12日まで千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2025で見つけたジムニー、ジムニーシエラ、ジムニー5ドアのカスタムカーを紹介します。

 

■Cal’s Motor|90年代のアメリカンSUVを彷彿される西海岸スタイル

西海岸テイストに満ちたコンプリートカーを販売するCal’s Motorが手掛ける「Beas+」は、ジムニーシエラをベースに、ヘッドライトを角形にしたうえでメッキパーツを多用し、90年代のアメリカンSUVのような雰囲気にまとめられています。

リアランプは丸型に変更され、ノスタルジーを感じさせるデザインに。インテリアにはオプションでシートカバーを装着し、好みのスタイルにまとめることもできます。

>> Cal’s Motor

 

■OUTCLASS|3ナンバー化したオーバーランドスタイルのシエラ

スズキ車のコンプリートカー製作を手掛けるOUTCLASSでは、独自のオーバーランドスタイルを表現したさまざまなカスタムを展開しています。このシエラはオーバーフェンダーをワイド化して3ナンバー化。もちろん公認を取得する形になります。

リフトアップは4インチ。シュノーケルやハードなルーフラック、パイプ型のサイドステップでワイルドなイメージを強調。リアブレーキはディスクブレーキを装着し、走行性能が高められています。

>> OUTCLASS

 

■KLC|JB64がピックアップトラックに!

ヘリテージ感あるレトロスタイルのジムニーを製作しているKLCが、ジムニーのピックアップトラックを展示! SJ10風のフロントグリルと「オシャレピンク」と名付けられたパステルなボディカラーで、力の抜けた世界観を表現しました。

軽トラのようなリアスタイルも、レトロなイメージにピッタリ! スーパーダウンスプリングを装着してローダウンすることで、タフなクロカンSUVのイメージを消しているのが秀逸です。

>> KLC

 

■MID WHEELS|DODとのコラボホイールを発表!

スポーツモデルからプレミアムSUVまで、さまざまなタイプのモデルにマッチするアルミホイールブランドであるMID WHEELが、アウトドアブランドのDODとコラボレーションしたホイールを装着したシエラを展示。ベース車両はジムニー5ドアです。

カーキにDODのロゴが入ったホイールはジムニー5ドアの赤いボディカラーに似合います。クリーム色のホイールもレトロ感がありジムニーの雰囲気にピッタリです。カモフラージュのデカールも、ジムニーやシエラにはない赤いボディカラーに似合っていますね。

>> MID WHEELS

 

■MARVELOUS|角目のスタイルでアメリカンSUV風にカスタム

1984年から2001年まで生産された2代目ジープ チェロキー(XJ型)を彷彿させるフロントフェイスが与えられたアメリカンスタイルのジムニー。JB64型ジムニーと言えば丸目のヘッドライトが印象的ですが、角目になると印象がガラリと変わります。当時、チェロキーは赤が人気でした。角目になると赤いボディカラーが似合います。

このデモカーは軽自動車をベースに製作。オーバーフェンダーで全幅が軽規格を超えているので公道走行は不可となっています。しかし角目のキットやバンパーなどはジムニーシエラにも装着できるので、このスタイルが気に入った人はシエラをベース車両にすることをおすすめします。

>> MARVELOUS

 

■MUDRON|“G”テイストを盛り込んだワイドボディのシエラ

ジムニーシエラにGクラスのテイストを盛り込んだMUDRONのGT-Xワイドボディ。フロントバンパー、ボンネット上のウインカーレンズ、縦スリットのグリルなど、随所に“らしさ”を感じさせるアイテムが使われています。

車高は3インチリフトアップ。濃いガンメタのボディカラーやダイヤモンドブラックのアルミホイールが迫力を高めています。リアはスペアタイヤを外してスッキリした印象に。クロカンSUVと言えば背面タイヤが似合いますが、ジムニーはこれを外したスタイルも似合います。

>> MUDRON

 

■AERO OVER|AMG G63をリスペクトしたボディキット

メルセデスAMG G63をリスペクトし、細部までこだわって再現されたジムニーシエラ。「G62Sボディフルキット」と名付けられた製品名からも、G63を立てる気持ちが伝わります。縦スリットのフロントグリル、アウターヒンジ、サイドモール、イカリングのデイライトがついたLEDヘッドライトなど、随所にGクラスの雰囲気を感じることができます。

左右2本ずつの4本出しマフラーは車検対応品。G62Sのローダウンサスペンションキットにより、全体が引き締まった印象に鳴っているのもさすがです!

>> AERO OVER

 

■Mclimb|ブラックで統一したオーバーランドスタイルがクール

ジムニーシリーズといえば、ジャングルグリーンやミディアムグレーのイメージが強いですが、ブルーイッシュブラックパールも人気。ハイラックスサーフの専門店であるMclimbが手掛けたジムニーシエラは黒ならではのクールなイメージを活かしオーバーランドスタイルに仕立てられています。

ルーフラックやルーフトップテントもブラックでまとめられているので、全体が引き締まった印象。スタイリッシュな雰囲気は自然の中だけでなく都会でも様になりそうです。

>> Mclimb

 

■ショウワガレージ|アウトドアでの走りにこだわったコンプリートカー

ジムニーのカスタム&チューニングの老舗ブランドであるショウワガレージ。今年のオートサロンでは写真のアウトドアスタイルをはじめ、4種類のコンプリートカーを出展していました。アウトドアスタイルはスキッドプレート、スポーツグリル、サイドガーニッシュ、リアバンパーガードなどでオフロードテイストを高めています。ルーフラックも人気アイテムです。

このコンプリートパッケージではECUにも手が入っていて、最高出力を85psにアップ。SGアジャストコイルとショックのセットで3インチ(75mm)リフトアップ。オンロードからオフロードまで快適に走れるよう、ショックアブソーバーは14段階の調整式になっています。

>> ショウワガレージ

 

■ショウワガレージ|注目のジムニー5ドアをカスタム

ショウワガレージは巷で話題のジムニー5ドアのカスタムモデルも展示。アウトドアスタイル同様にスキッドプレートやスポーツグリルでカスタム。ルーフラックは長くなった5ドアのボディに合わせたサイズを装着。見た目の迫力が増しています。

5ドアになると車両重量などが変わってくるため、足回りは5ドアコンセプトキットとして装着。リフトアップ量は3インチになります。ホイールはZENOのマットブロンズを装着し、スポーティな雰囲気にまとめられています。

>> ショウワガレージ

<取材・文/高橋 満(ブリッジマン)

高橋 満|求人誌、中古車雑誌の編集部を経て、1999年からフリーの編集者/ライターとして活動。自動車、音楽、アウトドアなどジャンルを問わず執筆。人物インタビューも得意としている。コンテンツ制作会社「ブリッジマン」の代表として、さまざまな企業のPRも担当。

 

 

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