【GoodsPress Award 2024】
新築住宅市場が厳しくなる一方、省エネリフォーム補助金などの支援制度を利用して、自宅をリフォームする人が増加した2024年。識者が注目したキーワードは、生活の基盤となるキッチン・水回りにおける“家事の効率化”!
* * *
序文でも述べたように、新築住宅の買い控えもあって増えるリフォーム需要。だがそこには2023年との違いがあると栗山さんは話す。
「2023年まではコロナの影響が続いていたこともあり除菌・抗菌などの清潔性を売りにした商品が各メーカーから出てきましたが、2024年はそれらの流行が落ち着いた印象。その代わりに、家事の効率などを考えた高機能な商品が増えています」
事実、生活を便利にする家電の増加に合わせて、リフォーム工事に使われる設備機器にも高性能&便利なものが増加。大賞に選ばれた東芝の温水洗浄便座のように、面倒な掃除の手間を軽減できるというのは大きなストロングポイントとなる。
スペースアップ 大阪本店 店長 栗山正寛さん
スペースアップ 大阪本店の店長を務め、リフォームアドバイザーとして活躍。長い目で見たメリットとデメリットを顧客に伝えることをモットーにしている。二級施工管理技士の資格も所有する
【GoodsPress Award 2024】
ーライフスタイル部門 リフォーム家電ー
<大賞>
■ナノサイズの泡で便器もお尻も清潔
東芝
「温水洗浄便座 TCU-1020」(2万9800円)
ウルトラファインバブルを使用した高機能な温水洗浄便座です。使用時の快適性はもちろん、ノズルなどの細かな部分と便器自体の洗浄性も高いことから、日々の掃除といったメンテナンス面が簡単になることが大きな魅力(栗山さん)
東芝の特許技術である温水洗浄便座に“ウルトラファインバブル洗浄”を搭載。便器だけでなく、ナノサイズの泡を含んだお湯でおしり洗浄・ビデ洗浄を行う。ノズルも毎回洗浄し、清潔。さらにオート脱臭機能も搭載しながらお手頃価格。お出かけ節電機能もあり、家計にもやさしい。
▲ウルトラファインバブルはおしり洗浄にも。温水に含まれた小さな泡が毛穴や皮膚と汚れの隙間に入って汚れを落とすから、より清潔
▲流すたびに毎回、ウルトラファインバブル水で便器も洗浄。トイレ掃除の手間を軽減してくれるのだ
<カスタマイズ賞>
■好みの配色を選んでカスタマイズ
リンナイ
「カラーオーダービルトインガスコンロ ILO(イーロ)」(幅60cmタイプ:12万4880円/幅75cmタイプ:12万7280円)
※ともに公式オンラインストア限定商品 ※工事費込セット価格
好きな配色を選べるのも楽しいですが、強火からトロ火まで調整可能で多彩なコンロ機能に加え、料理のレパートリーが増える充実のグリル機能を搭載している点も見どころです(栗山さん)
コンロの天板と前面パネル、ごとくなど上部のパーツの色を選んで、全54通りの配色が可能。スタイリッシュに仕上げた天板は幅75cmタイプをラインアップ。多彩なコンロ機能で日々の生活を楽しく、かつ豊かにしてくれる。
▲天板を刷新し、フレームレスガラスを採用。シンプルな操作部はワンプッシュで調理中でも見やすい角度に可動
<優秀衛生賞>
■ナノイーX&ヒーター乾燥を搭載
パナソニック
「食洗機 幅60cmフロントオープンタイプ NP-60EF1W」(51万7000円)※ドアフル面材型
約12人分の食器を収納できることとナノイーXで衛生面も考慮されており、まとめ洗いがしやすいのが特徴。キッチンに溶け込む扉デザインなので、空間の邪魔にもなりません(栗山さん)
1日分の食器と調理器具のまとめ洗いができ、食器を出し入れしやすい大容量のスライド式3段カゴを採用。新構造の残さいフィルターと、洗浄中の各工程でフィルターを洗浄する自動洗浄システムによって手入れも楽チン。
▲50度以上の高温・高圧水量にてストリーム除菌洗浄し、ヒーターで熱した温風を庫内に送り込んでカラッと乾燥
※2024年12月6日発売「GoodsPress」1-2月合併号61ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON-PRODUCTION>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/653770/
- Source:&GP
- Author:&GP
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