電子書籍で長時間の読書を楽しむなら、ぜひ活用したいのが電子ペーパータイプの専用タブレット。動画やゲームには向かないものの、バックライトを使わないため目に優しく、消費電力が少ないので一度の充電で長時間使用できるのがメリット。さらに、薄くて軽いモデルが多いのも特徴です。
これまでは携帯性に優れた10インチ以下のモデルが人気を集めていましたが、1月17日発売のONYX「BOOX NoteMax」(12万4800円・専用ケース、ペンチップ付属)は、電子ペーパー搭載デバイスとしては大判の13.3インチタブレット。資料を見ながら手書きでメモを取ることもでき、単なる電子ノートや電子書籍リーダーとは一線を画す、独自性の高い操作感が注目されています。
この「BOOX NoteMax」は、モノクロ電子ペーパーを搭載した13.3インチのタブレットPC。OSにはAndroid 13を採用し、CPUはQualcomm製の2.8GHz 8コアプロセッサを搭載。メインメモリは6GB、ストレージは128GBで、さらにクラウドストレージを活用すれば最大10GBまでデータを保存できます。
気になる表示パネルの仕様は、13.3インチのモノクロCarta 1300スクリーン。解像度は3200×2400(300ppi)と高精細で、細かな文字もクリアに表示できます。基本的にはオフィスや自宅などの明るい環境での利用を想定し、フロントライトを省略。その分、背景が明るくなり、文字の判読性が向上しています。
さらに、バックライトを持たない電子ペーパーの特性により、長時間使用しても目への負担が少ないのも大きなメリットです。
大きな表示画面は、A4サイズの書類を縮小することなく原寸サイズで表示できるため、細かな部分も正確に確認可能。特に技術資料や図面、学術論文の参照にはうってつけです。
さらに、テキストの読み上げ機能や辞書機能、カレンダーなど、読書や仕事をサポートする多彩な機能を搭載。もちろん、コミックやイラストも大画面で迫力たっぷりに楽しめます。
本体には標準アプリとして、26のフォーマットに対応した電子書籍リーダー「NeoReader」と、メモアプリ「Notes」を搭載。購入後すぐに多彩な用途で活用できます。大きな画面を活かし、例えば左側にブラウザや電子書籍を開き、右側に「Notes」を立ち上げてメモを取るといった使い方も可能。
もちろん、一般的なAndroid PCと同様に、Playストアから好きなアプリをダウンロードして利用できます。
本体外寸は287.5×243mmで、厚さはわずか4.8mmの極薄設計。本体の重さは約615gと軽量で、ケースと合わせても1kgを切るのがうれしいポイントです。
また、電源ボタンには指紋認証機能を搭載し、セキュリティ面もしっかり配慮されています。
ただし、外部機器とのインターフェイスには少し注意が必要です。ネットワーク接続はWi-Fi、周辺機器との接続にはBluetooth 5.0が使用可能。また、イヤホンやキーボードなどを接続できるUSB-C(OTG対応)も装備しています。
ただし、データのやり取りは基本的にクラウド経由となるため、その点は割り切って使うのがよさそうです。
なお、オプションとしてシアンブラックとライトグレーの専用フリップケースが用意されています。また、SKTNETSHOPオンラインストアでは、本体にケースとペンチップを同梱したセットを販売中。
さらに、よりPCライクな使い方を求めるユーザー向けに、タッチパッド付きキーボードを兼ねたケースも、2月後半以降に発売予定です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/655738/
- Source:&GP
- Author:&GP
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