ディスプレイ業界情報に詳しいDSCCのロス・ヤング氏が、「AppleはバックライトとしてミニLEDを採用する27インチディスプレイ(以下、27インチ・ミニLEDディスプレイ)を開発しており、2025年後半〜2026年前半に発表される可能性がある」との予想を伝えています。
このディスプレイは、Studio Displayの新モデルの可能性があります。
27インチ5Kで、販売価格は現行Studio Displayから値上げ
ヤング氏は27インチ・ミニLEDディスプレイについて、ディスプレイパネルはLG Displayが製造し、バックライト用のミニLEDチップはEpistarが供給すると述べています。
ヤング氏は27インチ・ミニLEDディスプレイに関するフォロワーからの「最高リフレッシュレートは120Hzと60Hzのどちらでしょうか」との質問に対し、「解像度が5120×2880ピクセルの5Kディスプレイはほぼ全て60Hzであることから60Hz」と回答しています。
ただし、M4シリーズチップ搭載MacBook Proが採用済みのThunderbolt 5に対応する場合は最高リフレッシュレートが120Hzに、量子ドットディスプレイを搭載する可能性もあるとヤング氏は追加投稿しています。
また、販売価格は現行のStudio Displayよりも少し高くなるとヤング氏は予想しています。
詳細情報を今週末に報告するとガーマン記者
このディスプレイに関する情報についてBloombergのマーク・ガーマン記者も肯定し、開発コードネームは「J427」で2026年に発表(もしくは発売)されると投稿しています。
ガーマン記者は詳細情報について、2月16日に配信するニュースレター「Power On」で伝える模様です。
アナリストのミンチー・クオ氏は、27インチ・ミニLEDディスプレイが2024年か2025年初頭から量産が開始されるとの予想を、2023年4月にXに投稿していました。
早ければ2025年10月末に新型Macモデルと同時発表?
27インチ・ミニLEDディスプレイの発表時期が2025年後半だとすれば、M4/M4 Pro搭載Mac miniやM4/M4 Pro/M4 Max搭載MacBook Pro発表から1年後となる2025年10月末か11月上旬に、M5/M5 Pro搭載Mac miniやM5/M5 Pro/M5 Max搭載MacBook Proと同時に発表されるかもしれません。
新型Mac Studioは2025年6月か7月に発表されると噂されており、ヤング氏の27インチ・ミニLEDディスプレイ発表予想時期とは異なります。
なお、Pro Display XDR後継モデルとして32インチPro Display XDRが開発されているとの情報は現時点で入手していないと、ヤング氏は述べています。
Source:Ross Young(@DSCCRoss)/X (1), (2), (3), Mark Gurman(@markgurman)/X
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/mac-592510/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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