昨年あたりから俄かにザワつき始めたビデオテープの2025年問題。これは、VHSデッキの生産終了から8年が経過して部品入手が困難となり映像再生がいっそう難化、貴重な映像資産が失われてしまうという問題のこと。さらにVHSテープの耐用年数も20年から30年程度、あまりにも古いテープからは映像や音声が読み出せない可能性も!
家族との思い出や好きだったテレビ番組、お気に入りのアイドルが出演した番組などなど、大切な映像を録画したVHSテープを自宅に大量に眠らせている人にとって、この問題は一大事。稼働するデッキがあるうちに大急ぎでデジタル化しておきたい…そんなニーズに応えて登場するのがラトックシステム「思い出ビデオ変換レコーダー」(3万2780円・4万9280円・6万5780円)。
映像や音声などのアナログデータをPCレスでデジタルに変換、USBメモリやmicroSDカードなどにダイレクトに保存できる手軽さが魅力です。
この「思い出ビデオ変換レコーダー」は、ビデオデッキやビデオカメラ、ラジカセなどの再生機器に直接接続、再生したアナログデータをそのままデジタル化できるキャプチャーデバイス。複雑な専門知識や煩わしい設定は一切不要、本体搭載のモニターを使って映像を確認したらあとはボタンを押すだけでOK。わかりやすい操作で誰にでも簡単にデータの取り込みができるのが最大の特徴です。
▲「思い出ビデオ変換レコーダー1 RS-AVREC1」
ラインナップは3種類。複雑な機能は必要なし、とにかく手持ちのデータを手軽にデジタル化したいなら、シンプルな操作感の「思い出ビデオ変換レコーダー1 RS-AVREC1」(3万2780円)が最適。143×60×27mm・重さ126gのコンパクトなボディに3インチ液晶モニターを装備したモデルで、モニター隣のボタンを使って操作します。
本機を電源ケーブルとつないでUSBメモリーまたはmicroSDカードを入れたら、AVケーブルなどで再生機器とつないでデジタル化したいアナログ映像の再生をスタート、あとは本機のモニターで映像を確認、残したい場面で録画ボタンを押せばOK。
設定した時間になると録画を自動停止させられるタイマー機能も搭載するので、あらかじめ録画時間がわかっていれば録画中ずっとつきっきりになる必要はありません。またライン入力も搭載しているので、カセットテープやレコードなどのアナログ音源を付属のオーディオミニケーブルでつないでそのままMP3ファイルとして保存することも可能です。
▲「思い出ビデオ変換レコーダー2 RS-AVREC2」
音声データも高音質でデジタル化したい人、映像を大きな画面で確認したい人、電源のとりにくい場所で作業することを想定しているなら、MP3の他にWAV形式でのデータ保存にも対応し、内蔵バッテリーで駆動できる「思い出ビデオ変換レコーダー2 RS-AVREC2」(4万9280円)がおすすめ。こちらはひと回り大きな157×83×24mm・重さ210gの本体に見やすい5インチ液晶モニターを装備、モニターの左右に操作ボタンをまとめて配置した上位モデル。
基本的な使い方は「RS-AVREC1」と同じですが、音声データを非圧縮音声フォーマットであるWAV形式で残せるのが大きなポイント。またこちらにはタイマー機能の他に、日にちと時間を指定できるスケジュール予約機能を搭載。ラジオ番組などを録音したい人にも便利そう。
▲「思い出ビデオ変換レコーダー3 RS-AVREC3」
さらにアナログデータのみならず、より多彩なデバイスからの映像をデジタル化したい人、データのデジタル化のほかにゲーム機やPCの画面のキャプチャや実況配信などにチャレンジしたい人なら、最上位モデルの「思い出ビデオ変換レコーダー3 RS-AVREC3」(6万5780円)がいいかも。
サイズ感は「RS-AVREC3」とほぼ同じ、内蔵バッテリーで駆動できる点も同様ですが、HDMI入力に対応しているためゲーム機やPCなどに表示した映像を録画することも可能です。
3モデルはいずれも3月下旬の発売を予定。PCを使うことなしにこれひとつでキャプチャできる手軽さは、実家で眠らせている古いデッキを引っ張り出して作業する、なんてシーンにはちょうどよさそう!
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/659225/
- Source:&GP
- Author:&GP
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