AppleがiPhone16eを発表し、iPhone SE(第3世代)とiPhone14の販売を終了したことで、真っ赤な(PRODUCT)REDのiPhoneの販売も終了しました。Appleは、(PRODUCT)RED製品の収益の一部を、エイズやマラリア対策に寄付してきました。
iPhone16eが登場、赤いiPhoneは退場
Appleは、iPhone16eの発表と同時に、iPhone SE(第3世代)とiPhone14の販売を終了しました。
iPhone16eのカラーバリエーションはホワイトとブラックの2色です。iPhone SE(第3世代)とiPhone14の販売終了により、真っ赤な(PRODUCT)RED製品のiPhoneはAppleのWebサイトから姿を消しました。
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現在、Appleが販売している(PRODUCT)RED製品は、iPhone12〜iPhone14用ケースなど、旧製品向けのケース類のみで、(PRODUCT)REDの名を持つデバイスはありません。
なお、Beatsは赤い製品を販売していますが、ワイヤレススピーカーのBeats Pillは「ステートメントレッド」、ワイヤレスイヤホンのBeats Solo Buds は「トランスペアレントレッド」と呼ばれています。

収益の一部をHIV/AIDS対策に寄付
(PRODUCT)REDは、Appleが2006年に開始した取り組みです。Appleは、(PRODUCT)RED製品の収益の一部を、HIV/AIDSや結核やマラリアといった病気の撲滅に取り組む非営利団体のグローバルファンドに寄付してきました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るった時期には、COVID-19対策への寄付も実施していました。
Appleは2023年12月に、17年間の寄付額が2億5000万ドル(現在のレートで約375億円)を超え、多くの命を救うのに役立てられた、と発表しています。
毎年12月1日の世界エイズデーの前後にAppleは、Apple StoreのAppleロゴを真っ赤に染めて、活動への支援を表明しているほか、Apple Payでの支払額の一部を寄付するキャンペーンを実施しています。
米メディアMacRumorsは、Appleの(PRODUCT)REDは消えつつあるように見えるが、復活する可能性もある、とコメントしています。
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone16-592744/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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