AppleはC1の後継セルラーモデムとなるC2とC3をテスト中で、早ければ2028年にAシリーズおよびMシリーズに統合される可能性があると、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で伝えています。
ガーマン記者は有料購読者向けの質疑応答コーナーで、iPhone17 Proの主な改良点について説明しています。
Appl C2だけではなくC3も既にテスト中
ガーマン記者によれば、Appleは既にC2とC3のテストを行っているとのことです。
C2(識別子:C4020)をテスト中との情報は、MacRumorsが信頼できる情報源のものとして紹介していました。
予定通りであれば、C2は2026年、C3は2027年に実製品に搭載されるとガーマン記者は述べています。
早ければ2028年にセルラーモデムをA/Mシリーズチップに統合
セルラーモデムをApple AシリーズおよびMシリーズに統合することができれば製造コスト削減と総消費電力削減が実現されますが、それは早くても2028年になるとガーマン記者は予想しています。
その頃には統合チップはTSMCの2nmプロセス、順調に微細化が進めば1.4nmプロセスで製造することも可能かもしれません。
その場合、ダイサイズを拡大することなくセルラーモデムやWi-Fi/Bluetoothチップを統合できれば、各チップをサプライヤー(QualcommやBroadcom)から購入してApple AシリーズおよびMシリーズとは別にロジックボードに搭載するよりも、統合チップとして安価に製造できることになります。
iPhone17 Proのリアカメラは、ビデオ撮影機能を改良
ガーマン記者は有料購読者からの、「iPhone17 Proのカメラにおける特長は何ですか」との質問に対し、iPhone17 Proのカメラにおける改良点はこれまでのように写真撮影機能ではなくビデオ撮影機能に焦点があてられると回答しています。
そのため、2025年9月に新型iPhoneの発表イベントではビデオ撮影機能の改良点をAppleは重点的に取り上げると予想しています。
Source:Power On/Bloomberg
Photo:Private Talky(@privatetalky)/X
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- Source:iPhone Mania
- Author:FT729