【2025ベストヒット大予想】
ビジネスリュックの人気は今年も継続。そんな中、「トートバッグ」がにわかに注目を集めているという。オフィスカジュアルと相性が良く、レザートートならスーツにも違和感なく合わせられる。上品で実用性も高いトートバッグは必見!
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現在のビジネスバッグの主流はリュックだが、今年はトートバッグの人気が高まるのではないかと宇田川さんは話す。
「ライフスタイルに適したバッグ選びが求められる中、次世代のビジネスバッグとして浮上しているのがトートバッグです。2000年代に一世を風靡した、レザートートを肩掛けするスタイルが再び注目されています」
コロナ禍前のように出社することが増え、それに伴いビジネスコーデがキレイめに。バッグも上品なものが選ばれるようになっているという。
「トートバッグ最大の利点は、その汎用性とエレガントさ。ビジネスシーンにおいては、スーツやジャケットとの相性が良く、スマートな印象を際立たせます。また、カジュアルスタイルにおいても、トートバッグを持つだけで大人の品格がプラスされる点が評価されています」
オン・オフをシームレスに行き来する現代人にとって、これほど頼もしいバッグは他にないかもしれない。
スタイリスト 宇田川雄一さん
ファッション&モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴、雑貨に至る最新トレンドを把握
1. 柔らかなオリジナルレザーで仕立てた、こなれた雰囲気を演出できる大判トート
アニアリ
「28-02000」(5万3900円)
しなやかで風合いのある柔らかなレザーを使っているのが今っぽい。かっちりし過ぎないので、こなれ感が生まれます(宇田川さん)
アニアリの人気ブリーフトートをサイズアップ。マチが広く大容量でありながら、柔らかなレザーを使用しているため大きさを感じさせず使いやすい。重量が出ても肩に食い込みにくい太めのハンドルを採用。W43×H29×D18cm。
▲背面側に縦ファスナーの便利なポケットを搭載。内装にもオープンポケットを備え、小物も整理して収納できる
▲ファスナー開口で荷物を目隠し。ファスナー耳を設けているためガバッと開けられ、中が見やすいのもポイント
2. オフィスカジュアルと相性抜群! オン・オフ兼用の注目モデル
ザ・ノース・フェイス
「ピレネートート」(1万4300円)
ミニマルなデザインながら収納性に優れたバッグ。セットアップからビジカジまで幅広いコーデに合わせられます(宇田川さん)
高い強度と軽さを両立した840デニールのジュニアバリスティックナイロンを採用。落ち着いたスタイルを演出するマットな質感でビジネスユースにも対応する。フロントには多彩なポケットを搭載。W39.5×H32×D7cm。
▲内部にメッシュのスリットポケットとボトルポケットを装備。PCスリーブは非搭載ながら、十分な収納性を備えている
3. 抜群の収納力を誇る、水にも強いタフトート
エース
「デュラムーブ トートバッグ 68132」(2万5300円)
ポケットが充実した使い勝手の良いトート。コーデュラ素材なのでジャケパンだけでなくカジュアルにもマッチします(宇田川さん)
毎日の出勤から短期出張まで対応する容量19Lの横型トート。コーデュラナイロンを使用したタフな作りで水にも強い。雑誌も入る大きなあおりポケットや、便利な縦ファスナーポケットなどを備える。W49×H38×D16cm。
▲14インチまで対応するPC収納スペースやボトルホルダーなどを搭載。ボトルホルダーは外側のファスナーからアクセスできる便利な仕様
4. リュックとしても使える! 2Way仕様の縦型トート
インケース
「Transfer 2Way Tote」(1万8150円)
ガジェットの収納を想定したバッグの人気は今年も継続。このバッグはTPOに合わせてスタイルを変えられるのが魅力です(宇田川さん)
書類やファイルを入れやすい縦型デザインのトートバッグ。背面にリュックストラップを備え、シーンに合わせて素早く持ち方を変えられる2Way仕様。本体素材に耐久撥水加工が施されているのも特徴。約W30×H42×D12cm。
▲内装に16インチMacbook Proが収納できる専用ポケットを搭載。外装には合計6つのポケットを備えており収納性が高い
■メッセンジャーバッグも2025年は見逃せない!
ホワイタージュ
「MOD.NAVY Messenger Bag L」(3万7400円)
メッセンジャーバッグも注目を集めています。PC収納やポケット付きで、雨に強いタイプが狙い目です(宇田川さん)
洗練されたスタイルとアウトドアの強靱さを兼ね備えた防水モデル。ビジネス使いしやすいスクエアフォルムで、PC収納などポケットも多彩。ショルダーベルトには体圧分散効果が高い機能素材を内蔵。W40-36×H37×D11cm。
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号48-49ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏 スタイリング/宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/659324/
- Source:&GP
- Author:&GP
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