iPhone17eが2026年2月発売と調査会社が予想〜毎年2月に”e”モデル発売か

Appleは、2026年2月にiPhone16eの後継モデルとなるiPhone17eを発売するとの予想を、調査会社Consumer Intelligence Research Partners（CIRP）が伝えています。

CIRPは、“e”モデルはGoogle Pixelシリーズにおける”a”モデルと同じような位置付けになると予想しています。

Google Pixelシリーズと同じ戦略をiPhoneも採用？

以前にお伝えした通り、iPhone SE（第3世代）に変わる廉価モデルとしてiPhone16eのモデル名が採用されたことから、CIRPも毎年新型に切り替わると予想しています。

既にGoogleは最廉価モデルも毎年更新しており、まもなくGoogle Pixel 9aを発表する見通しです。

また、最も効果な折りたたみモデルであるGoogle Pixel Foldも現行モデルはGoogle Pixel 9 Pro Foldの名称を採用しており、次期モデルとしてGoogle Pixel 10 Pro Foldが発売されることが確実視されていました。

CIRPはiPhoneの”e”モデルについても同じように更新されると予想、Appleは今後、秋に新型iPhoneを発売し、翌年の春にその”e”モデルを発売するだろうと述べています。

その予想が的中した場合、2025年9月にiPhone17シリーズが発売、2026年2月にiPhone17eが発売されることになります。

iPhone17eが発売されるとすれば、iPhone16eの基本仕様のまま、チップを最新のA19に変更する可能性が高いでしょう。

iPhone16eに搭載されたA18はiPhone16のそれと比べてGPUコアが1コア少なく、不良GPUコアが1コア含まれているA18を有効活用して歩留まり率を高めるのに役立っています。

毎年新型に切り替える場合、その理由はApple Intelligenceの実行性能強化のためと考えられます。

AppleはGalaxy AIなどと比べて出遅れているAI対応を進めており、今後強化していくうえでは廉価モデルであっても最新チップを搭載することが有効に作用するでしょう。

最新チップの搭載は、これから重要になると予想されているデバイス上でのAI処理能力を高める点でも有効です。

現在販売されているiPhoneにおいて、iPhone15とiPhone15 PlusのみApple Intelligenceに対応していませんので、2026年にiPhone17eを発売してこれらの販売を終了すれば、全てのiPhoneでApple Intelligenceが利用できるようになります。

iPhone17シリーズではベースモデルの最高リフレッシュレートが120Hzになるのが確実視されていますので、それが実現すれば差別化要素としての重要性が低くなるDynamic IslandをiPhone17eに搭載するのではないかと予想する意見もあります。

iPhone16シリーズにはiPhone16 SEとiPhone16 SE Plusがラインナップされるとの噂がありました。

そのため、iPhone15 Plusの販売を終了した場合は後継モデルとしてiPhone17e Plusの発売もあり得ます。

最新チップを有効活用する手法は既に、A15 Bionicでも行われていました。

iPad mini 6には、CPUコアとGPUコアは正常ながら動作周波数が低いA15 Bionicが搭載されていました。

これも、設定電圧では低い動作周波数でしか正常動作しないA15 Bionicを有効活用するために選択されたと考えられます。

同じ手法をまもなく発表されると噂のiPad（第11世代）に応用すれば、低動作周波数版のA18が搭載されるかもしれません。

ただし、MacRumorsの予想では、iPad（第11世代）の搭載チップはA16 Bionicになるとしていました。

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