ミリタリーファン以外も垂涎。洒落感と武骨さが同居するジンの新作ウォッチはターコイズカラーがカギ

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインと実用性を重視した機能性、さらにタフな環境にも耐えうる堅牢性と高い精度を兼ね備え、国内のみならず世界中の時計ファンから支持を集めるSinn(ジン)。その待望の2025年新作コレクションが発表されました。

今年夏に発売予定のダイバーズウォッチ「U15/U16/U18」の3モデルは、ドイツ海軍の象徴ともいわれる潜水艦・Uボートの退役艦から切り出した特殊鋼材“Uボート・スチール”をケースとベゼルに採用。高強度・耐傷性・耐海水性を備え、さらにジンならではの高精度を誇る珠玉のタイムピースです。日常使いのパートナーとしてはもちろん、コレクターズアイテムとしても十分な価値を持つ1本に仕上がっています。

▲「U15」

「U15」(75万9000円)は、時計ケースとベゼルの素材に、退役した潜水艦・U15の船体から直接切り出したドイツ製Uボート・スチールを使用。

ケースはサテン仕上げ、ベゼルは耐傷性に優れたテギメント加工が施され、表面にはサテン/ポリッシュ仕上げを採用しています。

ねじ込み式のケースバックとリューズにもU15潜水艦のUボート・スチールを採用し、500mの防水性能と高い耐圧性を確保。

ムーブメントには機械式(自動巻き・手巻き付き)のキャリバー SW300-1を搭載し、約50時間のパワーリザーブを誇ります。ケースサイズは直径41mm×厚さ11.2mm、ラグ幅は20mmと、小ぶりな設計となっています。

▲「U16」

「U16」(75万9000円)は、時計ケース、ベゼル、ケースバック、リューズに、退役したドイツ潜水艦・U16の船体に使用されていた特殊鋼材“Uボート・スチール”を採用。

防水性能・耐圧性は1000mと、「U15」を大きく上回ります。ムーブメントは機械式(自動巻き・手巻き付き)のキャリバー SW200-1を搭載。パワーリザーブは約38時間で、日常使用において十分な安定した駆動を実現します。ケースサイズは44mm径×厚さ14.7mm、ラグ幅は22mmです。

▲「U18」

「U18」(82万5000円)は、時計ケース、ベゼル、ケースバック、リューズに、退役したドイツ潜水艦・U18の船体から切り出したドイツ製の特殊鋼材“Uボート・スチール”を使用。表面はサテン/ポリッシュ加工で仕上げられ、落ち着いた雰囲気を演出しています。

防水性能および耐圧性は2000mと、過酷なダイビングシーンにも十分対応。ムーブメントには「U15」と同じキャリバー SW300-1を搭載しています。

3モデル共通の仕様として、ダイヤルはブルーグリーンを基調に、湧き上がる細かな泡をデザイン。ストラップはステンレススチール製で、風防には両面無反射コーティングを施したサファイアクリスタルガラスを採用しています。

また、時分秒針とバーインデックス、ベゼルの▼マークには蓄光塗料が施されており、夜間や暗所、光の届かない深海でもスムーズに時刻を確認できます。

時計ケースは減圧耐性を備え、耐磁性能はDIN8309、潜水用安全基準規格はDIN8306に準拠。さらに、潜水深度の基準はDNV認証DIN8310に準拠し、DNVヨーロッパ潜水機器規格EN250/EN14143に基づいたテストをクリアするなど、公的機関による認証を取得した本格ダイバーズスペックを誇ります。

なお、各モデルとも1000本限定での販売となります。

多くの人がイメージする「ドイツ製ダイバーズ=質実剛健」をそのまま体現したような、シンプルなデザインに高い機能性、そして抜群の堅牢性を兼ね備えたSinnの新作ダイバーズ。今夏の発売が待ち遠しいですね。

>> Sinn

<文/&GP>

 

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