ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門【ウイスキー編】

【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 ウイスキー編】

年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。

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ひと口に趣味といってもスタイルはいろいろ。ここで取り挙げる「ウイスキー」はといえば、収集と使用の両方で楽しめる。ゆえに収集に重きを置く人も多く、日本産ウイスキーが国内外で人気を集めているのは周知の事実。リセール市場でも高値で取引されているが、「せっかくなら飲んでもらいたい」と藤原さんは話す。

「お酒は飲んでこそ。ストレート、オン・ザ・ロック、ハイボールなど好きな飲み方を見つける楽しみがありますし、照明や音楽などのシチュエーションや道具にもこだわってみるとさらに面白みが増します」

そこで押さえておきたい道具を3点挙げてもらった。ひとつめは、手に馴染む形や重さのロックグラス。デザイン性が高いものも多く、目でも楽しめる。

また、ウイスキーは水を加えて香りや味わいを愉しむ酒。オン・ザ・ロックで氷が溶けることで香りの変化も生まれるため、バー気分のまん丸氷が作れる製氷機はマスト。あとは炭酸水メーカーもあれば完璧だ。

栄養士/トレンドウォッチャー 藤原奈津子さん
食品やキッチン用品メーカーのレシピ開発・商品開発・販促企画・ブランディング業務を展開。独自のアプローチデザイン思考によるマーケティングでの市場開拓を通じ、新しい食文化づくりに貢献

<嗜む>

■ウイスキー

世界的にも評価の高いジャパニーズ・ウイスキー。名酒をコレクションするだけでなく、道具を集めたり、さまざまな飲み方が楽しめる点においても、大人の趣味と呼ぶに相応しい。

■ニューヨーク近代美術館も認めた名作ロックグラス

木村硝子店
「クランプル オールド」(7920円)

ロックグラスは手に馴染む形や重さで選ぶのがポイント。ゴツゴツした部分に手がフィットしやすく、持ちやすさと傾けやすさも抜群(藤原さん)

工芸工業デザイナー・小松誠氏によりデザインされ、1980年に木村硝子店とともに製作された最初の作品にして、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品。するりと手に馴染み、いつもの一杯を至高の味わいへと変える。

■美味しい炭酸水作りが電動ワンタッチ操作で叶う

ソーダストリーム
「E-TERRA スターターキット」(2万4200円)

ハイボールを作る際にこだわりたいのが炭酸水。できたては泡が大きくシュワシュワ感最強。炭酸注入時に光るLEDでテンションもアガります(藤原さん)

日本初、ボトルとガスシリンダーの着脱と炭酸注入のすべてをワンタッチで操作可能な高性能炭酸水メーカー。弱・中・強の3段階から炭酸の強さを選ぶことができ、注入時には清涼感あるブルーのLEDライトが点灯し、目にも楽しい。

■自宅で簡単にバー気分のまる氷が味わえる製氷器

ドウシシャ
「透明まる氷 DCI-19」(2728円)

冷凍庫に設置する際もスペースを使わず、使わないときも収納しやすいコンパクトサイズ。使用する水はミネラルの少ない軟水がオススメ(藤原さん)

丸型、貯水、断熱と3層の容器を用いながら、ゆっくり16時間をかけて水を凍らせることで普通の製氷皿では作ることが難しい透明&丸い氷を実現。つい楽しくなって無駄に作ってしまう恐れもあるので、作りすぎに要注意!

>> 特集【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門】

※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号109ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/NOHOHON PRODUCTION>

 

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