いつものメガネがマウスになってPCもスマホも操作できる!ってどういうこと?

アイウェアブランドのJINSから、手を使わずに頭の動きでマウス操作を行うハンズフリーマウス「JINS ASSIST(ジンズ アシスト)」(1万5000円)が発売されました。

このマウスは障がいや病気によって、手や腕が自由に動かせない人のためのアシスティブテクノロジーを活用したアイテム。同社が2015年に発売したメガネ型ウェアラブル「JINS MEME(ジンズ ミーム)」のセンサー技術が活かされています。

本体はコンパクトなボックス形状をしていて、アタッチメントでメガネに装着して使用。センサーがわずかな頭の動きを検知して、カーソル移動やクリックなどのマウスコントロールを行います。

デバイスとの接続は、本体から伸びるUSB Type-Cケーブルを差すだけで、有線タイプなのでバッテリー切れの心配はなし。また、バッテリーがないので本体が約4gと軽く、長時間の使用でも疲れにくくなっているのも特徴です。

なお、自分の好きなメガネに装着できますが、テンプルの形状によっては取り付けできない場合もあり(厚さが0.8mm以下や4mm以上の場合など)。

対応OSは、Windows10以降(x64、arm64)や、MacOS13以降(apple silicon、intel)となっており、設定によってはiPhone(iOS13以降)やiPad(iPadOS13.4以降)、Androidスマホ(Android6以降 ※USBホスト機能搭載)で使用することも可能です。

基本的なマウスの操作は3ステップで完了。まず、うなずくとカーソルが動くようになり、次に頭を動かして動作を行いたい場所へカーソルを移動、最後にカーソルを1秒止めるとアクションコマンドが表示されます。

アクションコマンドにはダブルクリック、ドラッグ&ドロップ、右クリック、左クリックなどのコマンドが表示され、上下左右に顔を向けることでコマンドを選択することが可能。頭の動きひとつですべてが完結するのが、このマウスの強みといえます。

操作方法だけみるとちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、慣れない人のために補助ソフトも用意されており(OSによって非対応の場合あり)、画面にコマンドを表示して操作をサポートしてくれる機能も。

また、補助ソフトではスクロールやコピー&ペーストなどよく使うアクションをショートカット操作に割り当てられる他、カーソル移動やクリック操作の感度を調整することも可能。はじめて使う人のためにチュートリアルも用意されているので、少しずつ操作に慣れていけるはず。

インターネットやPCなどの情報技術を利用できる人と利用できない人の格差「デジタルデバイド」を解消し、より多くの人がITを活用するきっかけにもなるハンズフリーマウスは、JINSオンラインショップと、デジタル障害者手帳・ミライロID内のオンラインストア「ミライロストア」にて発売中。「JINS ASSIST」とメガネのセット(2万4900円~)も用意されています。

>> JINS「JINS ASSIST」

<文/&GP>

 

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