Appleが開発中のディスプレイ搭載HomePod(スマートホームディスプレイ)の量産開始時期が、当初予定の2025年第1四半期(1月〜3月)から第3四半期(7月〜9月)にずれ込むとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。
homeOSの開発に難渋か
クオ氏によれば、スマートホームディスプレイの量産開始の遅れは、対応するソフトウェア開発に問題が生じたことに伴うものとのことです。
スマートホームディスプレイではhomeOSが動作すると予想されていましたので、homeOSの開発と搭載するアプリケーションの開発において何らかの問題が生じたのかもしれません。
それらを解消し、Appleは例年6月開催する世界開発者会議(WWDC25)の後にスマートホームディスプレイの量産を開始することを計画していると、クオ氏は述べています。
iOS19に対応したインターフェースの開発も課題
クオ氏はまた、スマートホームディスプレイでのApple Intelligenceの動作に加え、秋にリリースされる見通しのiOS19に対応したインターフェースの開発も重要と指摘しています。
AppleはiOS18.xで実装予定だったApple Intelligenceの機能の一部を断念し、iOS19での実装を目指しているとの噂があります。
その影響を、スマートホームディスプレイおよびhomeOSが受けていることも考えられます。
7インチ液晶ディスプレイとA18を搭載すると噂
スマートホームディスプレイ向け部品を供給するサプライヤーは既に決定している模様で、7インチ液晶ディスプレイを中国Tianmaが供給するとThe Elecが報じていました。
スマートホームディスプレイがApple Intelligenceに対応するとすれば、搭載されるチップとしてA17 ProおよびM1以降のものが必要です。
高額にはならないと噂の予想販売価格帯からMシリーズチップが搭載されるとは考えにくいため、GPUコア数が少ないA18が選択されるかもしれません。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)(@mingchikuo)/X
Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/homepod-593363/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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