Appleが開発中の折りたたみデバイス向けディスプレイは、消費電力を削減することも課題に挙げられており、搭載される部品類についても検討されている模様です。
バッテリー消費量の大きなディスプレイの消費電力を削減することは、折りたたみデバイスにおける薄型化実現にも繋がると考えられます。
消費電力の多いディスプレイの電力効率向上策を検討
有名記者やアナリスト、他のリーカーよりも先に、iPhone14 ProシリーズだけがA16を搭載するとのなどの予想を的中させてきた手机晶片达人氏によれば、Appleは開発中の折りたたみデバイスにおいてディスプレイの消費電力を削減させるべくディスプレイドライバIC(DDI)もそれに適したものを選択するとのことです。
手机晶片达人氏はDDIについて、Appleは28nmプロセスではなく16nmプロセスで製造されるものを搭載するとの見通しを示しています。
Apple製品向けDDIのサプライヤー
Apple製品に搭載されるDDIのサプライヤーとしてこれまで名前が挙がったのは、台湾Novatek、台湾UMCなどです。
iPhone14シリーズ向けOLEDディスプレイ用DDIは、UMCが28nmプロセスで製造しているとみられていました。
これが16nmに微細化することで、消費電力が削減されることになるのでしょう。
iPhone17 Airは折りたたみデバイス向け技術を先行採用?
Appleは、iPhone17 Airの薄型化技術を折りたたみデバイスにも応用すると噂されています。
もしくは、iPhone17 Airは折りたたみデバイスに向けて開発されている薄型化技術の一部を先行してストレートタイプに適用した製品なのかもしれません。
DDIだけではなく、iPhone16eに続きiPhone17 Airが搭載すると噂のセルラーモデム「C1」も、これまで搭載してきたSnapdragon Xシリーズ 5Gモデムよりも消費電力削減に貢献していることから、後継品であるC2かC3が折りたたみデバイスに搭載される可能性が高そうです。
Source:手机晶片达人/Weibo
Photo:Smartprix(@Smartprix)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone17-593521/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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