A20/A20 Proが2nmプロセスで製造〜3nmプロセスとの予想をアナリスト修正

iPhone18シリーズ用A20およびiPhone18 Proシリーズ用A20 Proは、噂通りTSMCの2nmプロセス「N2」で製造される可能性が高まりました。

3nmプロセスで製造されると予想していたアナリストが、それを修正しています。

N3Pと予想していたアナリストの修正によりN2で確定?

iPhone18シリーズ用A20およびiPhone18 Proシリーズ用A20 Proは「N2」で製造されるとの予想が多数を占める中、アナリストのジェフ・プー氏はiPhone17シリーズ用A19およびiPhone17 Proシリーズ用A19 Proと同じTSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造されると数日前に伝えていました。

プー氏はこの予想を修正し、A20とA20 Proは「N2」で製造されるとしています。

M6シリーズや新構造のM5 UltraもN2で製造か

プー氏の修正により、A20とA20 Proの製造プロセスに関して、実績のあるリーカーやアナリストの予想は「N2」で一致したことになります。

N2では、A20およびA20 Proと、M6シリーズが製造される見込みです。また、M4 Ultraが発売されない場合、N2での微細化による効果でダイ面積を抑えたM5 Ultraを(2つのM5 Maxダイを接続する埋め込みシリコンインターポーザを使用して接続する構造ではない)1チップ設計で製造する可能性もあります。

試作段階での歩留まり率60%達成、量産時に80%目指す

TSMCはすでにN2での半導体試作を行っており、この段階でも60%の歩留まり率が確保された模様です。

同社は量産開始時の歩留まり率を80%以上にまで高めることを計画しており、それに向けた障害もなく順調に推移する見通しです。

一方、同時期に3nmプロセスを立ち上げながら未だに低い歩留まり率の改善に難渋しているSamsungは2nmプロセスでの良好な歩留まり率確保に集中するため、2nmの次の微細化プロセスとして計画していた1.4nmプロセスの立ち上げを中止もしくは延期した可能性が指摘されていました。

Source:MacRumors via Wccftech

Photo:Aaron Carpenter(@Aaron_Carpentr)/X


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