Appleは欧州連合（EU）の電子機器における充電規格の取り決めにより、iPhoneへのUSB-Cの採用を余儀なくされました。しかし、充電ポートそのものを搭載せず、完全ワイヤレス化へと移行するという選択肢もありました。実際、このオプションはいずれ不可避になると考える人もいるようです。
EUはポートなしを許可？
EUの電子機器における充電規格の取り決めの目的は、E-Waste（電子ごみ）の削減にあります。
すべての電子機器の充電端子をUSB-Cに統一すれば、デバイス間での共有が促進され、その結果として廃棄物の削減につながるというのが規制当局の見方です。
この観点から見ると、そもそも充電ポートを撤廃し、ワイヤレス充電のみに対応するという選択肢はどう捉えられるのでしょうか。
米メディア9to5Macが欧州委員会で域内市場と産業戦略を担当する報道官フェデリカ・ミッコリ氏に確認したところ、「有線充電ができないデバイスは、統一規格を採用する必要がないため、ポートのない携帯電話は法律に準拠する」との回答があったとのことです。
今後、充電ポートなしのiPhoneが登場？
充電ポートを搭載しない、完全ワイヤレス充電のiPhoneが将来的に登場する可能性については、以前からAppleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者などが報じています。
9to5Macも「ポートレスiPhoneの登場は時間の問題だ」との見方を示しており、iPhone17 Airでは実現しないかもしれないものの、いずれは確実に実現されると伝えています。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-593563/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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