Appleは、折りたたみiPhone向けにDongguan Eontecが供給する液体金属製ヒンジ(蝶番)を採用するとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏がXに投稿しました。
2026年末頃と噂される折りたたみiPhoneの発売に向け、サプライヤー選定と開発が具体化しています。
SIMピンで採用済みの液体金属製部品
液体金属製部品は既に、物理SIMカードトレイを取り出す際のSIMピンとして採用されています。
Appleは折りたたみiPhoneにおいて、液体金属製部品の主要サプライヤーであるDongguan Eontecが供給するヒンジを搭載するとクオ氏は述べています。
折りたたみAndroidスマートフォン向けに供給済み
それに伴い、Dongguan Eontecの売上高は大きく増加するとクオ氏は報告しています。
Dongguan Eontecは折りたたみAndroidスマートフォン向けに、2024年末までに1,000万本以上の液体金属製ヒンジを出荷した模様です。
折り目のないディスプレイ実現と耐久性確保に重要
折りたたみiPhone向けヒンジのサプライヤー選定は難航していると2025年1月に報告されていましたが、最終的に折りたたみAndroidスマートフォンで実績のあるDongguan Eontecが選択されたことで、第1世代折りたたみiPhoneにおける耐久性の懸念は薄らいだことになります。
折りたたみiPhoneは折り目がないディスプレイを搭載すると噂されていますので、ヒンジのデザインは従来の折りたたみデバイス向けのものとは異なると予想されます。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)(@mingchikuo)/X
Photo:Apple Enthusiast(@sachale1i)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-593562/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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