ジェットボイルが大幅進化!まるで家のガスコンロのように使える「フラッシュ1.0L」登場!

独自に開発した超速湯沸かし性能で、アウトドア好きの間ではすっかり知られた存在となったジェットボイル。なかでもたっぷり1.0Lの大容量クッカーを備えた「フラッシュ」は、湯沸かしから調理まで多用途に使える汎用性が魅力。登山やソロキャンプ愛好家を中心に厚い支持を集める人気モデルです。

2025年はこの定番ギアに、一層の進化を遂げたリニューアルモデルが新登場。新しく生まれ変わった「JETBOILフラッシュ1.0L」(2万6000円)の魅力をお伝えしましょう。

▲「JETBOILフラッシュ1.0L」

今回のリニューアルで、蛇腹状の吸熱フィンがバーナーの熱を受け取る表面積を大幅に拡大。それでいて、クッカー内部へと効率良く熱を伝える“フラックスリング”や湯温上昇を目で見て確認できるインジケーター、全てのパーツをクッカー内にすっきり収納・携帯できるオールインワン設計など基本となる設計思想や構造は従来モデルを踏襲しています。

クッカー部分の容量も従来モデルと同じく1.0L。本体重量は10gほど重くなり、また収納した状態での外寸はφ10.8×高さ18.5cmと従来より少しだけ大きくなっていますが、感覚としてはほぼ同等レベルのサイズ感です。

一方で大きく仕様が変わったのが、点火や火力調整に使用するツマミ部分です。これまでのモデルではこの部分がワイヤー製ツマミでしたが、新モデルではこのツマミを家庭用コンロに近いターン式ノブへと変更。さらにバーナーの根元部分には点火や調整操作の際に左手で本体を掴んで固定できるグリップを新たに搭載しています。


使い慣れたターン式ノブは登山用具の扱いに不慣れな初心者でも気がラクですし、火力調整も簡単に行えるからメニューの幅も大きく広がりそう! また、バーナーヘッドまでの距離もより短く、低重心になっているためさらに安心して使用できるはず。

さらに、付属するカップやフタもより使いやすくアップデート。カップには脱落を防ぐロック機能を搭載。フタ部分は注ぎ口や湯切り口の仕様を見直すことでよりスムーズな使用感を実現しています。またOD缶を支えるためのスタビライザーの形状も変更。使わないときはバーナーヘッドに固定してすっきり持ち運べます。

一方で最大出力は1335kcal/hと従来モデルの2269kcal/hと比べてやや控えめとなり、500mlの湯を沸かすのに必要な所用時間も100秒から120秒へと少々長くなっています。これは逆に捉えれば、従来モデルよりも少量の燃料でより効率良く湯を沸かせるようになったということ! ひとつのOD缶で多くの湯を沸かせるのは、燃料が貴重な山行やソロキャンプでは大きなメリットと言えそうです。

なお、従来モデルでは標準付属となっていたゴトクは新モデルでは付属しないため、専用クッカー以外を使いたいときはオプションの「ゴトク2.0」(2200円)を用意する必要があります。

▲「JETBOILジップ0.8L」

さらにジェットボイルからはこの春、エントリーモデル「ジップ」からも同じく点火・火力調整部分の仕様をターン式ノブに変更した「JETBOILジップ0.8L」(1万9800円)が登場。

こちらも基本仕様や容量は従来モデルと同じくですが、最大出力は1134kcal/hから1335kcal/hへとパワーアップ。湯を沸かすスピードも150秒から120秒まで短くなっています。イグナイターは付属しないため点火にはマッチやライターが必要ですが、軽さを重視するならこちらもチェックしておいて損はないでしょう。

>> モンベル

<文/&GP>

 

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