CIO(本社:大阪)から2025年3月6日に発売された、薄型モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM 5K」(シルバー)を実際に使った印象をご紹介します。アルミニウム合金のメタリックボディがiPhoneのデザインとよくマッチする、薄型軽量のワイヤレス充電対応モバイルバッテリーです。通常価格は5,980円(税込)ですが、Amazon「スマイルSALE 新生活 FINAL」では、8.4%オフの5,480円で購入可能です。
本記事には、レビュー用にメーカーからご提供いただいた製品を使用しています。
iPhone背面吸着でワイヤレス充電できる薄型軽量バッテリー
CIOの「SMARTCOBY SLIM 5K」は、最大出力は有線充電時20ワット、Qi2ワイヤレス充電時15ワット、容量の5,000mAhのモバイルバッテリーです。5,000mAhは、iPhone16を有線なら0.9回、Qi2なら0.8回分充電できる容量です。

Appleのガイドラインに準拠したケースと組み合わせなら、MagSafeで磁気吸着してもカメラに干渉しないデザインとなっており、小型のiPhone12 miniから大型のiPhone16 Pro Maxまで対応します。

「SMARTCOBY SLIM 5K」には、シルバーとブラックの2色が用意されています。本記事では、提供いただいたシルバーを使用しています。
パッケージには、「SMARTCOBY SLIM 5K」本体のほか、50センチのUSB-Cケーブル、取扱説明書、製品開発ストーリーの記されたリーフレット、製品保証が通常の1年間から2年間に延長できる会員登録の案内などが同梱されています。

クールなメタリックデザイン
「SMARTCOBY SLIM 5K」を手にしてまず目につくのは、最近のCIO製品に採用されているシボ加工処理を施した外観ではなく、アルミニウム合金の落ち着いた輝きを放つ、メタリックな外観です。

CIO製品で初めて製品の外殻に採用されたアルミニウム合金には、傷つきにくくするためのサンドブラスト加工が施されており、サラサラした手触りです。

iPhoneに吸着する側はソフトな感触のシートが貼られており、充電位置のわかるマークもあります。

本体下部には、バッテリー残量を4段階で表示するLEDランプがあります。

本体側面下側にあるボタンを押すとバッテリー残量を確認できるほか、充電中に2回押すと出力をオフにもできます。

本体底面にあるUSB-Cポートは、モバイルバッテリーへの蓄電と、USB-Cケーブルでの有線充電のどちらにも使います。

iPhoneと相性抜群なデザイン
「SMARTCOBY SLIM 5K」をiPhone16 Proのブラックチタニウムに合わせてみました。モバイルバッテリー背面に貼られたソフトなシートの効果で、優しく吸い付くように取り付けられます。
iPhoneの無駄を削ぎ落としたデザインと、「SMARTCOBY SLIM 5K」のメタリックでシンプルな佇まいが、とてもよくマッチします。

厚さ8.7ミリの「SMARTCOBY SLIM 5K」を、厚さ8.25ミリのiPhone16 Proに装着した状態を横から見ると、厚みがほぼiPhoneと同じで、モバイルバッテリーとしては未経験の薄さであることを実感します。

iPhone15 Proのホワイトチタニウムにも取り付けてみました。表面のメタリックな素材感がよくマッチしています。

MOFTのMagSafe対応クリアケースの上から装着してみました。カメラの周辺にも干渉していません。

強めの磁力でしっかり安定吸着
磁力は強めで、iPhoneに吸着した状態でモバイルバッテリーを持って軽く振っても、iPhoneが脱落することはありません。
数日間にわたり、「SMARTCOBY SLIM 5K」を装着したiPhoneをジャケットの内ポケットから何度も出し入れしても、「SMARTCOBY SLIM 5K」が脱落したり、位置がズレることもありませんでした。

充電速度をチェック
フル充電状態の「SMARTCOBY SLIM 5K」のQi2ワイヤレス充電で、30分間でiPhoneをどの程度充電できるかを比較してみました。
使用したのはバッテリー残量が20%になったiPhone16 Pro(バッテリー最大容量は新品比100%)で、通常の使用環境を想定して、機内モードなどには設定せず、通常の待受状態(通知は1時間に1〜2回程度)で画面オフで放置しています。
ワイヤレス充電

まず、Qi2ワイヤレス充電で30分間充電したところ、iPhoneを20%→52%まで充電できました。バッテリー残量の警告が表示されるレベルから、残量が半分を超え、ひと安心できるレベルになります。
モバイルバッテリーの残量を示すLEDランプは、4つのうち3つ点灯(残量50%〜74%)まで減りました。
有線充電

次に、付属のUSB-Cケーブルを使っての有線充電です。30分間で、iPhoneを20%→68%まで充電できました。バッテリー残量が30分間で約7割まで回復すると、だいぶ安心感があります。
モバイルバッテリーの残量は、LEDランプ4つのうち2つ(残量25%〜49%)まで減りました。
ワイヤレス充電と有線充電で比較すると、充電速度では有線に軍配が上がりますが、iPhoneの背面に貼り付けるだけで充電できるワイヤレス充電の手軽さも魅力です。
モバイルバッテリー本体の発熱は、どちらも「暖かい」という程度で、熱が心配になるような高温にはなりませんでしたが、有線充電のほうが温度は低かったです。
アルミ素材は傷つきやすい?持ち歩いてチェック
「SMARTCOBY SLIM 5K」を覆うアルミニウム合金は美しく洗練された印象ですが、傷がつきやすいのではないか?という心配が残ります。
そこで、単体でバッグの内ポケットに入れて持ち歩いたり、iPhoneに吸着した状態でジャケットの内ポケットに入れたり、iPhoneの背面に吸着したままデスクの上に置いたり、という使い方を4日間、続けてみました。
家でフローリングの床に落下させてしまうアクシデントもあったものの、「SMARTCOBY SLIM 5K」の表面に目につく傷はついていません。ごくわずかな汚れがつきましたが、固く絞った布で軽く拭くだけで落とせました。

表面に細かい凹凸を作り傷を防止する、サンドブラスト加工が効果を発揮しているようです。
発売直後なのに8%オフで購入可能
「SMARTCOBY SLIM 5K」の通常価格は5,980円(税込)ですが、Amazon.co.jp で3月28日(金)午前9時〜4月1日(火)の午後11時59分まで開催される、「スマイルSALE新生活FINAL」では、8.4%オフの5,480円で購入可能です。
外出時に便利な、薄くて軽くてスタイリッシュでiPhoneと一体化したかのようなモバイルバッテリーをお探しの方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:存在を忘れられる薄さと軽さ
MagSafeで磁気吸着できるモバイルバッテリーは数多くありますが、その厚みを意識せざるを得ませんでした。
「SMARTCOBY SLIM 5K」は、その薄さと軽さで、iPhoneの背面に装着して手にしても、まるで持っていないかのような感覚になれます。
また、iPhoneのバッテリーを充電できたら、ボタンを2回押せば出力をオフにできるので、必要以上の充電は避けたい場合にも適しています。
「SMARTCOBY SLIM 5K」は、iPhoneを何度もフル充電にできるような大容量モデルではありませんが、バッグの内ポケットなどに入れっぱなしにしても重さが気にならず、iPhoneのバッテリー残量が心配になった時に素早く充電できる心強さを感じられます。
そして、メタリックの外観がスタイリッシュで高級感があり、使っているうちに愛着が感じられるモバイルバッテリーです。
- Original:https://iphone-mania.jp/goods-593741/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato
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