クラシック顔に現代の走行性能を内包。ビアンキ140周年のロードバイクは“記念”で終わらない本気仕様です

Bianchi(ビアンキ)の創設者、エドワルド・ビアンキがミラノに小さな自転車屋を開いたのは1885年。今年で、世界最古の自転車メーカーは創業140周年を迎えます。

この節目を記念して、現在もトップレースで活躍するレーシングバイクをベースにした限定エディション2モデル「Oltre 140th RC(オルトレ140th RC)」(228万8000円)と「Specialissima 140th RC(スペシャリッシマ140th RC)」(206万8000円)の発売が決定しました。

いずれも、ビアンキの140年にわたる歴史と進化を凝縮した、特別な1台に仕上がっています。販売台数は、創業140周年にちなんで世界各140台限定。

フレームにはシリアルナンバーが刻印された、まさにメモリアルなモデルです。

▲「Oltre RC」

ベースとなっているのは、最先端の素材と技術を駆使してカスタムメイドされた、ビアンキ・レパルト・コルサのフラッグシップロードバイク2モデル。

「Oltre RC」は、ロードレースのために設計されたビアンキ初のハイパーバイク。ヘッドチューブに搭載されたエアディフレクター、ハンドル上面やフロントフォークエンドに施されたヴィーテックスジェネレーター、ステムとハンドルが一体となったPCエアロコックピットなど、エアロ性能を最大限に活かした高速ライドが特徴です。

▲「Specialissima RC」

「Specialissima RC」は、軽量性とエアロ性能を極めたオールラウンダー。登坂能力に優れているだけでなく、操作性や空力性能の高さにより、平地やテクニカルな下りでも安定したパフォーマンスを発揮します。

なお、いずれの限定モデルも、コンポーネントにはシマノの「Dura-Ace Di2」を採用しています。

そして目を引くのが、両モデルに採用されたカラーリング。ビアンキといえば鮮やかな“チェレステ”が代名詞ですが、今回まとっているのは深みのあるグリーン。その名も“シマーリング・ペトロールグリーン”。

チェレステを、貴石や星雲、そして光の拡散といったイメージで再解釈し、新たな表現として落とし込んでいます。

塗装には、光を受けるたびに表情が変化する「フォトクロミック(調光)」という手法を採用。カーボン模様が透けて見える、美しい仕上がりが魅力です。なお、この塗装はすべて職人の手作業によって施されているとのこと。

ダウンチューブに配されたロゴには、おなじみの“チェレステ”カラーを使用。新解釈のチェレステとフレーム上で見事に調和し、伝統と革新の融合を体現しています。また、フレームには140周年を記念するエンブレムとシリアルナンバーも刻印されています。

ビアンキの歴史を彩る特別なカラーリングをまとった140周年限定エディションは、日本国内でも少数が販売される予定。購入者には、Bianchiの歴史をまとめた記念本と証明書が付属します。

>> Bianchi

<文/&GP>

 

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