Appleは、実際にあった出来事をもとにしたApple Watchの緊急SOS機能の新たな動画広告を公開しました。オーストラリアの海を舞台にしたこの広告は、「ここ数年でベスト」との声もあがるほど話題となっています。
緊急電話で1時間、救急隊員と連絡を取り命をつなぐ
Appleが公開した「Emergency SOS on Apple Watch | Rick’s Rescue」は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のバイロンベイで2023年7月に実際に起こったレスキュー事例をもとに制作されたものです。
オーストラリア人のリック・シャーマン氏は、バイロンベイで泳いでいたところ、荒波に押されて岸から遠ざかり、潮の流れに乗ってビーチから約1.5キロ離れた沖まで流されてしまいました。波を越えて岸に戻ろうと20分ほど試みたものの限界を感じ、助けを求める決断をします。
シャーマン氏は身につけていたApple Watchの緊急SOS機能を使い、地元の緊急サービスに連絡します。救助までの約1時間、救急隊員と通話を続けながら状況を共有し、最終的にヘリコプターで救出されました。
ここ数年でベストな広告?
今回のAppleの広告は、わずか1分という短い尺ながら、テクノロジーが人命を救う瞬間を美しく、そして端的に描いています。SNSや海外メディアでは「ここ数年のApple広告の中でベスト」との声も多く寄せられ、注目を集めています。
Apple Watchで緊急SOS機能を使うには
Apple Watchのサイドボタン(Digital Crownの下のボタン)を長押しし、「緊急電話」スライダが表示されるまで押し続けます。Apple Watch Ultraモデルでは、アクションボタンを長押しすることでも起動できます。
「緊急電話」スライダをドラッグするか、サイドボタンをそのまま押し続けるとカウントダウンが始まり、終了後に自動で緊急通報サービスに発信されます。
Source: MacRumors, Apple Watchで緊急SOSを使う/Apple
Photo: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/iwatch-593987/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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