多くの国々で展開されるApple製品ですが、一部の国では規制などの影響により、発売が遅れることがあります。昨年秋にほとんどの国で発売されたiPhone16が、ようやくこのタイミングで発売に至った国があるようです。
その国とはインドネシア
iPhone16が米国で発売されてから約200日後、ついにインドネシアでも販売が開始されました。
その背景には、インドネシア政府によるAppleへの対抗措置がありました。Appleが当初約束していた投資額を実行しなかったとして、最新のiPhoneシリーズの販売を禁止していたのです。
しかし最終的に、Appleが3億ドル(約430億円)の投資を行ったことで、2025年4月11日からインドネシア国内でのiPhone16シリーズの販売が正式に解禁されました。
ジョズウィアック氏、喜びを表明
Appleでワールドワイドマーケティング担当上級副社長を務めるグレッグ・ジョズウィアック氏は、インドネシアでのiPhone16シリーズ発売をソーシャルメディアで喜びとともに発表しています。
So excited that our customers in Indonesia can now experience the iPhone 16 lineup—available today!
— Greg Joswiak (@gregjoz) April 11, 2025
All-day battery life, best-in-class performance, and incredible camera systems make iPhone 16 our most powerful yet. https://t.co/RTa9elSNDO
実はすでに一部は出荷済みだった?
今回“発売”となったiPhone16シリーズですが、実は昨年10月末にインドネシア政府による販売禁止措置が取られるまでに、すでに約9,000台が国内で販売されていたことも明らかになっています。
とはいえ、人口約2億8,300万人を誇るインドネシアにおいては、これまで「発売されていなかった」と言って差し支えない状況だったと言えるでしょう。
Source: 9to5Mac
Photo: Apple
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone16-593998/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
Amazonベストセラー
Now loading...