【「この春使える」旅モノ銘品&良品】
国内外を問わず旅行用のカバンとして人気のスーツケース。シルエットや形状こそ大きく違わないものの、キャスターの機構やパッキングのしやすさ、重量など使って分かる「これを買って良かった」と感じるポイントがあるはず。長く使える「旅のお供」を探してみよう。
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収納力とタフネス性の二大要素は旅カバンにスーツケースを選ぶ大きなメリット。逆に言えばこれらはほとんどの製品が許容ラインをクリアしているため、選ぶ際にはほかのディテールに注目してみてほしいとIwataさんは話す。
「例えば本体の重量。航空会社に荷物を預けたいとき、特にLCCなどは重量制限がシビアです。移動時はもちろん電車の荷棚に上げる際も軽いほうが何かとラクですからね」
ほかにもキャスターの静粛性や防犯性も同様に選ぶうえでの決めてになる機能だという。また、デザイン面についても次のように続ける。
「最近では以前よりもブランドの種類やカラバリ、デザインなどの選択肢も増えて、より自分好みのものを選べるようになっていきました。ぜひ欲しい機能と好きなデザインのふたつの観点から選んでみてください」
旅行の準備は誰だってワクワクするもの。スーツケース選びもそんな旅の楽しみのひとつとして捉えてみてはいかがだろう。
スタイリスト Ryosuke Iwataさん
フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイリングを得意とする。旅行はどこに行くにしても、必要最小限の荷物で出かけたい派
<旅モノ銘品>
1. 使い心地を追求した万能モデル
ビクトリノックス
「エアロックス アドバンスト ミディアムケース」(7万2600円)
スマートなルックスとカラーリングが大人な印象。プライベートな旅行だけでなく、出張時にはスーツとも好相性です(Ryosukeさん)
X字型のコンプレッションシステムやエキスパッションシステムなどスイスの専門技術を最大限活かした構造が魅力。ボディだけでなく内部もスマートなデザインで使いやすい。重量も4.2kgと軽量だ。W46×D29×H69cm、75L。
▲中心部にはパッド付きのPCスリーブをレイアウト。出張などビジネスシーンでも便利だ
▲荷室は内容物を仕分けしやすい構造。急に荷物が増えても容量を最大4cm拡張できる
<旅モノ良品>
2. ポップな見た目で旅のワクワク気分を演出!
アメリカンツーリスター
「キュリオ スピナー73 トランク ゴールデンイエロー」(4万6200円)
ビビッドなイエローのカラーは個人的にも好み。試用したこともありますが、ホイールが安定していて使いやすかったです!(Ryosukeさん)
軽快なカラーリングが印象的。メインの収納部を深く·広く取ることで厚みのある荷物もパッキングしやすい。三段の仕切りが移動時の衝撃を吸収し、荷物にやさしい仕様となっている。W43×D37×H73cm、約76L。
▲荷室には2枚の仕切り板を備える。折りたためるので荷物に合わせて使い分けも可能だ
<旅モノ良品>
3. キャスターを手元でワンタッチ固定!
プロテカ
「コーリー2 ストッパー付き 日本製 ライムグリーン」(6万8200円)
ユニークな織り模様がアイコニック。フレッシュなカラーとは反対にロゴは必要以上に主張しすぎず、その「さりげなさ」が素敵です(Ryosukeさん)
織り模様のようなリブデザインは見た目の美しさと傷の目立ちにくさを両立。ホイール部には滑らかな走行を可能にするベアリング内蔵のベアロンホイールを搭載。静かに快適な走行ができる。W43×D26×H59cm、52L。
▲手元のスイッチでキャスターをロックできる便利な「マジックストップ」機能も備えている
<旅モノ良品>
4. どんな場所でもラクにパッキングできる!
LOJEL
「Cubo Fit」(6万9300円)
豊富なカラーは選ぶ楽しさがあって良いですね。5.1kgと容量に対して軽めの設計も使いやすい点だと思います!(Ryosukeさん)
フラットトップオープニングなので狭い場所でも荷造りがしやすい。本体内側の内装は取り外して丸洗い可能。荷物に合わせて拡張できるほか、カラバリも12種類と豊富なのも嬉しい。W45×D35(38)×H76.5cm、100(110)L。
▲片面を大きく開ける。内側のメッシュポケットやパッド入りポケットなどが便利
<旅モノ良品>
5. USB充電ポートも搭載するスマートなアイテム
TUMI
「インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン」(12万6500円)
抗菌ライニングを使用しているので衛生的に使用できます。高級感のあるブラックカラーはオトナな男性にぴったりです!(Ryosukeさん)
リサイクル素材を使用したポリカーボネイト製のボディは3.56kgと軽量。それでいて長年の使用に耐える耐久性も備えている。USB充電ポートを搭載しており、移動しながらの充電が可能だ。W35.5×D23×H55cm、38L。
▲充電ポート(モバイルバッテリーは別で用意)は最大65W3Aの急速充電にも対応する
※2025年4月4日発売「GoodsPress」5月号56-57ページの記事をもとに構成しています
<文/島田優太 イラスト/小山ゆうじろう>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/668677/
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