付けるだけでスマホが高画質サーモグラフィに変身! コンパクトサイズで持ち歩きやすい「testo 860i」

空調機器や電気設備のメンテナンス、熱に関する実験などに携わる人にとって、温度を可視化できる「サーモグラフィ」は欠かせない存在です。温度測定に特化した専門機器のため高額なモデルも多く、レンタルでの運用も一般的。しかし、やはり“自分専用の1台”があると、利便性はもちろん、安心感も大きく違ってきます。さらに、スペックが優れていれば、仕事や作業効率もぐっと向上するはずです。

そんな中、環境測定機器を手がけるtesto(テストー)から登場したのが、「testo 860i 赤外線サーモグラフィ セット」(9万2400円)。スマホやタブレットと連動し、手軽に熱画像の撮影や分析、レポート作成までこなせる、プロ仕様の1台です。

専用機器と同等レベルのスペックを備えながら、手の届きやすい価格で入手できる「testo 860i」。

熱測定の現場で作業する人にとって、まさに心強い味方となる一台といえそうです。

本体に備わった円形のセンサーを対象物に向けると、その物体が放つ温度を感知・検出・測定。専用モバイルアプリ「testo Smart」をインストールしたスマホやタブレットの画面に、熱画像内の温度差(デルタT)を11種類のカラーパレットで表示します。

解像度は640×480ピクセル(赤外線画像は256×192ピクセル)で、視認性にも優れています。

デジタルズームによる拡大表示や、赤外線画像と可視画像の切り替えにも対応。測定範囲は-20℃〜+350℃で、精度は±3℃または±3%(※外気温や測定環境により変動)と高性能です。

測定メニューも充実しており、電気・機械設備の予防保守や床暖房の漏れ箇所などを特定できる「サーモグラフィ」や、ラジエーターの流入温度と戻り温度の差を測定する「デルタヒート」など、用途に応じた計測が可能です。

さらに、冷凍空調システムの配管温度の差を確認できる「デルタクール」や、熱画像に映る温度の色表示から断熱の弱い箇所を特定し、カビ発生のリスクを把握できる「湿度モード」なども搭載。熱に関するさまざまな情報を一台で取得できます。

各種保守や機械のメンテナンス、製品の品質チェック、断熱性(省エネ)診断、漏水の確認など、幅広い用途に対応。

取得したデータや画像は、専用アプリを通じて他の端末と共有できるほか、PDF形式でのレポート作成・送信も簡単に行えます。

本体サイズは縦165×横45×厚さ38mm、重量は195g。使用スタイルに応じて、3通りの使い方が可能です。

左手で本体を持って熱を測定し、右手でスマホを操作してデータを表示する方法(BluetoothやWi-Fiによるワイヤレス連動)、スマホやタブレット(幅120〜170mm、厚さ12mmまで対応)に本体をクリップで固定する方法、そして三脚(1/4-20UNCネジ対応)に取り付けて使用する方法など、シーンに合わせた柔軟な使い方ができます。

本体はIP54相当の防塵・防水性能を備えており、さらに1.5mの落下にも耐える高い堅牢性を確保。タフな現場でも安心して使用できます。

セット内容は、「testo 860i」本体のほか、充電用USB-Cケーブル、収納ポーチ、専用モバイルアプリ「testo Smart」が付属します。

>> testo「testo 860i」

<文/&GP>

 

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