TSMCが米アリゾナ州に建設した工場における最大の顧客はAppleだと、DigiTimesが報告しています。
同工場では現在、次世代微細化プロセスである2nmプロセスでの半導体製造ラインが稼働し始めており、AMDに出荷されたことが報告されていました。
約1,300億円の関税問題の影響軽減図る動き
DigiTimesによれば、AppleはTSMCが米アリゾナ州に建設した工場における最大の顧客で、ここでApple AシリーズおよびMシリーズを製造することで関税問題に備えるとのことです。
関税の影響についてDigiTimesは、9億ドル(約1,300億円)におよぶと説明しています。
現状のままならiPhone17シリーズにおける値上げが懸念
遅くともiPhone18シリーズ向けのA20/A20 Proが、TSMCの2nmプロセスにより米国内で製造されるのは確実な情勢です。
ただし、Apple AシリーズチップがiPhoneの製造原価に占める割合が大きいとはいえ大多数の部品は現状のままでは関税の影響を受けるのは避けられませんので、iPhone17シリーズにおいて販売価格が値下げされることを危惧する声も上がっています。
Source:DigiTimes
Photo:Concept Mob/YouTube
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone17-594521/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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