【女性美容ライターがメンズ美容をナビ!】
香りは記憶に深く刻まれるもの。ふとした瞬間に誰かを思い出す…そんな経験、ありませんか? 印象を左右する香りは自分自身を演出するための心強いツールでもあります。今回は女性目線で「こんな香りを纏ってほしい」と思う、男性におすすめしたい6つの香水を厳選。選び方のポイントや付ける場所まで解説していきます。
美容ライター/森りさ
男性ファッション誌、女性ファッション誌で編集者として勤務後、ライターに。現在はWEBメディアを中心に、ファッション・美容・恋愛記事などを執筆。自身の美容はもちろん夫のプロデュースにも熱心で、メンズ美容を研究中。
Q. 「香水って使った方がいいですか? 気になっていますが何を選べばいいのかわかりません」R.Yさん(36歳)
A. 自分がどういうイメージを持ってもらいたいか、に合わせて選ぶのがおすすめ!
香水の選び方はさまざま。好きなブランドで選ぶ、人気の定番から試してみる、というのもひとつの手ですが、自分が「どんな印象を纏いたいか」という“なりたいイメージ”を軸に選ぶのがおすすめです。ピンときた1本を長く愛用して自分らしさを確立するのも素敵ですし、複数揃えてその日の気分、ファッションに合わせたイメージを演出するのも楽しいですよ。香水は手首の内側や耳の後ろ、うなじ、背中など体温の高い部分に付けるとふんわり香りが広がります。汗ばむ夏は香りが強く出すぎることもあるので、付けすぎにはご注意を。
■女性ライターが厳選! 男性に使ってほしいタイプ別フレグランス
なりたいイメージと言われても、いまいちわからない…そんな人は、まずは王道の3タイプ「落ち着きがあり大人っぽい」「爽やかでやさしい」「軽やかでフレッシュ」といった香りから選んでみてください。香水はトップ・ミドル・ラストと時間によって香りが変化します。今回はトップノートを基準にセレクトしていますが、時間が経ったときの香りに惹かれて選ぶのも香水の楽しみ方のひとつです。
■“大人の余裕感”を出したいなら「ウッド系」
木の香りをベースにしたウッド系は、「クール」「セクシー」「ミステリアス」といった大人のムードを漂わせたいときに最適。スーツ姿に映える品の良さがあり、ビジネスやディナーデートなどきちんとした場にもぴったりです。とはいえ堅苦しさはなく、木の温もりややさしさも感じられる香りなので普段使いにも取り入れやすい1本と言えるでしょう。
1. 連想するのは都会の夜。落ち着きと色気を演出
ディプティック
「オルフェオン オードパルファン」(75ml・2万9700円)
活気溢れるジャズクラブ。タバコからゆっくり立ち上がる煙、おしろいのパウダリーの残り香りが店内の古くなった木製品に留まる…そんなストーリーを持った「オルフェオン」はブランド内でも人気の1本。ウッディですが草っぽさはなく、おしゃれで品のある香り。
<RECOMMEND POINT>
スモーキーでスパイシー。でもバニラのような甘さもあり、樹木のような落ち着きもある。一度ハマったら抜け出せなそうな色気を感じます
>> ディプティック
2. 「英国の海岸」をイメージした唯一無二の存在感
ジョー マローン ロンドン
「ウッド セージ & シー ソルト コロン」(30ml・1万1880円)
風が吹き抜ける海岸、白い波、水しぶき…そんな南国トロピカルとは一線を画した”洗練された海”を連想させます。上質で柔らかいパウダリーな香りから海塩のミネラルの香り、最後はエレガントで落ち着いたウッディ系へ。
<RECOMMEND POINT>
樹木と海の香りが絡みあったような深みと塩のような爽やかさ。甘いようで甘くない、いろいろな表情を楽しめる奥行きのある深い香り!
■清潔感、好感度重視。やさしいイメージなら「サボン系」
香料だけ見るとシトラスなど柑橘系のものが多いですが、フルーティとはまた違う爽やかでやさしい香りがサボン系、つまり石けんの香りです。誰もが慣れ親しんだ香りなのでとにかく万人ウケ確実。クリーンな印象がありシーンを選ばず使えるのも嬉しいポイントです。魅力をナチュラルに引き立ててくれるはず!
3. お風呂上りのようなスッキリ透明感溢れる1本
シロ
「サボン オードパルファン」(40ml・4180円)
レモン、オレンジ、ブラックカラントなどシトラス系の香料を採用。石けんを彷彿とさせながらも、どこか甘さも感じます。どのシーズン、TPOにもぴったりハマるやさしく軽やかな香りが特徴。普通の香水より香りの立ち方がふわっとしていて使いやすい!
<RECOMMEND POINT>
"フルーツの香りがする石けん”を再現したような一品。爽やかさ、スッキリ感、甘さすべてのバランスが良く、クセがないです。持ち運びにも便利なサイズ感も◎!
>> シロ
4. 清潔感をそのまま体現! 深呼吸したくなる香り
クリーン
「クラシック クールコットン オードパルファム」(60ml・1万450円)
石けんからインスピレーションを受けた香りを展開するブランド、クリーン。付けたてから最後まで香りの印象があまり変わらず、一貫して清潔感を纏えます。香りの構成はシトラスやオレンジフラワーなどですが、纏ったときの印象はまさに”石けん”。
<RECOMMEND POINT>
洗いたてのシャツのような、清々しい気持ちになれる一品。嫌味がなく、柔らかい香りを纏えます。この香りを嫌いな人はいないはず!
>> クリーン
■フレッシュ、快活さを演出するなら「シトラス系」
レモンやベルガモットなど柑橘系の香りは軽やかでみずみずしく、気分までリフレッシュできるのが魅力。甘さ控えめでさっぱりしているので香水初心者も試しやすいはず。ポジティブで爽快な雰囲気を纏えるため、春夏のカジュアルなシーンやアクティブな1日にもぴったりです。
5. 森林浴をしているような心が整う果樹の香り
バウム
「オーデコロン ウッドランド ウインズ」(60ml・1万3200円)
樹木由来のウッド系をベースとしつつ、トップにベルガモットが入っているので付けたてはフレッシュな柑橘系の香りが楽しめます。森の中で静かに小鳥のさえずりを聞いている…そんなシーンが想像できる爽快感。自然由来指数97.1%というナチュラルな設計も魅力的!
<RECOMMEND POINT>
「森林浴」というキーワードに納得できるほどリフレッシュできる香り。自然を感じられて癒やされます。おしゃれなパッケージでインテリアとしても◎
>> バウム
6. その場の空気を明るくするような親しみやすい一品
ライジングウェーブ
「フランク オーデコロン」(45ml・4400円)
ミドルとラストノートのみの構造で、柔らかく溶けこむようなさりげない香り立ちを実現。グレープフルーツやドライレモンから始まり、最後は温かみのあるムスクやアンバー、爽やかなオレンジフラワーを採用しています。陽だまりのような明るい印象。
<RECOMMEND POINT>
吹きかけた直後は思ったより香りが強くなく、徐々に馴染んでやさしい柑橘系に。穏やかな香り立ちなのでビジネスでも気負わず使えそうです
>> ライジングウェーブ
■香りで"なりたい自分"を演出しながら好感度を上げましょう!
香水選びで大切なのは「どんな場面で使いたいか」「どんな印象を残したいか」を明確にすること。その目的を意識しながら、今回紹介したイメージを手がかりに選べば、自分自身の魅力を引き立てる香りがきっと見つかるはず。香りを味方に付けて、自己をスマートに演出していきましょう!
<文/森りさ>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/677144/
- Source:&GP
- Author:&GP
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