【夏旅の準備をしよう】
旅マエ・ナカって浮かれ気分でついついわかっていても気持ちが緩んでしまうタイミングってあるもの。そんな心の隙に忍び寄ってくるのがトラブル全般。
気づいたら手持ちのカバンや財布がなくなっていた、現地でのちょっとしたスマホ&PC経由での検索や決済が引き起こすクレカの不正利用など…。さらに事故や怪我などが発生した際に連絡&サポート関連、そして解決の第一歩を進めるための通信手段もWi-Fi以外持っていなくてすぐに各所に連絡できなかったなんてトホホ体験、旅先でしたくないですよね。
今回は海外でのネット接続で導入したいVPNから、現地での通信手段について。そして絶対に利用しておくべき海外旅行保険に両替関連まで、やっておくべきデジタル&リアル対策便利ゴトをご紹介。
トラブルは未然に防いでおくからこそ、意味があるもの。久しぶりの海外旅行を思いっきり楽しむためにも、準備はしっかりしておきたいですね。
<Internet Security>
1. VPNって何ができるか知ってる?
現地のカフェや公共Wi-Fi、そしていわゆる出所不明の野良Wi-Fi、何も考えずに接続していたら要注意! 自身に関わる機密情報などが気付かぬ間に抜き取られている可能性がありますよ。とはいえ、Wi-Fi接続ができないと旅先で困りますよね。ならば、事前にVPNを導入しておくのがいいでしょう。
VPNとは仮想プライベートネットワークの略で、インターネット上のやり取りを暗号化し、IPと仮想ロケーションを非表示にできるツールのこと。簡単に言うと、トンネルをくぐらせるようにネットと手持ちのスマホやPCを繋げ、利用時のプライバシーとセキュリティを保護。安全な環境下でのネット利用をサポートしてくれる技術です。
例えば、第三者からの悪意あるネット上の監視を防いだり、滞在地によっては接続が制限されるWebサイトへのアクセスも可能に(リモートサイト経由のため)。また、VPNを通過するすべてのデータを暗号化するため外部漏洩を防ぎ、オンライン上での決済などでの個人情報の漏洩回避に非常に役立つんです。
▼世界最速の「NordVPN」で、ネット上の安心・安全を手に入れよう
NordVPN
「NordVPN」(2年契約・ベーシックプラン:月額440円/プラスプラン:570円/コンプリートプラン:700円)
世界118カ国で7600台以上のサーバーを提供するVPNサービスプロバイダーの「NordVPN」。月額440円〜(2年プラン)で、安全なネット利用が叶います。最大10台まで端末の保護ができ、Windows、macOS、Android、iOSと、PCやスマホなど日常的に使うデバイスからの情報漏洩を防ぎます。
もちろんPlayStation、Nintendo Switchに、Kindle fire、Oculus Questほかゲームに動画視聴まで、VPNの帯域幅に制限がないため、どのようなデバイスでもスピーディで安定した環境下での利用が可能です。
▲1契約で、スマホやPCなど最大10台まで利用が可能。デバイスごとのアプリでの有効化は必要です
さらに、「脅威対策Pro」のオンで広告や詐欺サイトのブロックや、マルウェアに感染したデータの自動削除なども。ネット利用時の危険を回避し、高いセキュリティの中、日本はもちろん世界のさまざまなエリアでのネットライフをサポートします。渡航先でのネット接続での不安を解消し、いつもと同じ環境でサクサクと検索はもちろん、ビジネスでのやり取り、決済まで安心して行えますよ。
▲“クイック接続”で、最適なサーバーを自動で検出し接続。リストから手動で国の選択もできます
▲「脅威対策Pro」のオンで、マルウェア対策や広告トラッカーブロックなども実行してくれます
>> NordVPN
<Mobile>
2. スマホの回線どうしてる?いつものスマホを海外仕様に即チェンジ!
海外旅行で気になるのは、やっぱり滞在先での通信手段。Wi-Fiだけでなんとかなると思いがちですが、アクティビティやレストラン、同行者への連絡、そしてトラブル発生時の緊急対応としっかりつながる連絡手段はキープしておきたいもの。
「海外で使うとなると高額になりそう…」という不安がつきまとうものですが、昨今は日本のギガをそのまま使えたり、使う分だけ追加購入できるなど、柔軟なプランを提供するモバイルさービスが増えました。ahamoやpovoがその代表格。また他にも、eSIM利用なら出発直前でもオンライン上で即時契約・開通が可能。SIMの差し替えなしの海外データローミングで、いつものスマホをが旅仕様に様変わり。もちろん副回線として海外・日本と活用するのもアリ! リーズナブルで使い道の幅が広いサービスを使ってみませんか。
▼日本も海外もシームレスに使える。ahamoなら30GBだから、安心です
ahamo
「海外データ通信」(30GB/月額:2970円)
月額料金2970円(30GB)で国内に加えてそのまま海外でも追加料金を支払うことなくデータ通信ができます(※機種代金別途)。対応するのは、海外91の国・地域で、日本人の渡航先を98%カバー。また、事前の申し込みや設定は不要で渡航先で“データローミング/オン”にするだけ。
いつものスマホと手持ちのギガが使えるのは大きなメリットです。なお、利用できるデータ量は30GBまで無料でテザリングもOK。なお15日を超える場合は速度制限がかかるため、2週間以上の長期滞在の場合は注意が必要。また、着信発信には料金が通常通りかかります。ワンプランというシンプルさで30GBは、かなり重宝しそう!
▲滞在先でローミングオンにすれば、そのまま残りのギガが使えるように!
▲乗り継ぎ地の中国・上海でもさくっとモバイル通信。改めて契約することなくいつもの容量がそのまま消費できるのは助かる!
>> ahamo
▼渡航先と日数を選ぶだけ&明朗会計。そのままデータ通信OK
povo
「海外ローミング」(640円〜)
au回線が活用できる「povo」の海外ローミングサービスは、使う分だけ追加購入できるのがメリット。160以上の国・地域で利用できるうえ韓国・台湾・アメリカにヨーロッパ9カ国など人気の渡航先専用の「エリアトッピング」プランを用意しています。
価格も通常に比べお得で、台湾ならば「1GB(3日間)」(680円)、アメリカ「3GB(7日間)」(2200円)と、地図検索にSNS投稿など“ちょっと使いたい”にベストな容量です。ほかにも「レギュラートッピング」「ワイドトッピング」が用意されています。海外でもテザリングは無料。音声通話・SMSは番号そのままで利用できます。なお、5月30日〜8月31日まで、初めて利用するユーザー向けにキャンペーンコードを進呈中。前述のレギュラートッピング、または特定の地域で使用できるトッピングのいずれかが選べるので、夏旅での渡航時に活用してみてはいかがでしょう! ※データ+通話プランへの加入が必要
▲現地でのトッピング購入可能。ちょい足しができるとギガの無駄もなくお財布にも優しいですよね
▲人気の渡航先別に専用のお得なプランを揃えます。データローミングをオンにするだけで即現地仕様に!
>> povo
<現地通貨>
3. 現地通貨は確保方法は「ATM」or「事前両替」?
海外ではクレカ支払いが主流の国もありますが、現地通貨の現金が必要な国もあります。ローカルなお店での支払いやチップで現金が気付けばない!なんて時、どうしますか?
実は、国際ブランドのクレジットカードを使えばATMでお金を引き出せるんです。ただし注意したいのが“両替=貨幣交換”であるのに対し、“海外キャッシング=借入”であること。利用時には必ず両替手数料+ATM手数料+借入利息がかかることもお忘れなく。
また、ATM利用する際には、キャッシュカード読取機が設置されていないかや、背後から暗証番号を盗み見るショルダーサーフィン対策などしっかり周囲に気を配っておきましょう。
現地でのATM利用が不安な人は、日本での事前両替という手も。ちなみに5月のGW明けの時点で1ドル146.35円(※筆者調べ、以下同)、クレカ払い(151.53円)と比較すると約5円ほど安くなる計算に。この差、意外と侮れません。
なお、外貨両替を専門に手掛ける「トラベレックス」では、口座非連携の海外専用プリペイドカード「トラベレックスマネーカード」を発行中。事前にドルやユーロほか全9通貨より複数通貨がチャージでき、レートもチャージ時で固定。為替の変動に影響されません。また、利用の一時停止などは専用アプリ経由で行えるなど、セキュリティの面でも安心材料が揃っています。(※同カードではATMでの現金引き出しはできません)
4. 海外旅行保険は侮るなかれ。安心感がケタ違い
世界的なCOVID-19の蔓延により、海外旅行保険の必要性がより浮き彫りとなった昨今。世界情勢も相まって、クレジットカードの付帯にプラスして任意保険に加入し、安心を確実に手に入れてから海外へと出発するのは必須事項です。
旅先での突然の事故や病気などのトラブルは、費用が嵩むだけでなく適切な処置をしてもらうためにもやはり慣れている保険会社のプロフェッショナルに頼るのがベスト。できることなら、何事もなく帰国したいものですが、そうとも限らないのが旅。数千円で買える安心はトラブル時に想像以上に心の支えとなるものですよ。
▼緊急時はLINE電話で対応も!
エイチ・エス損保
「海外旅行保険 たびとも」(韓国・台湾 3日間 10〜64歳:870円〜)
海外渡航中24時間、ケガや病気、さらに飛行機遅延や盗難まで海外旅行での困り事をしっかりサポート。LINE公式アカウントの友だち登録で、緊急時はLINE電話で連絡できます。また、保険金の請求もWEBで手続き可能と手間要らずです。
「海外旅行保険たびとも」の契約タイプは3つ、保険料を抑えたいならP1を、保険料と補償額のバランスを取るならP2。治療費用無制限のP3と自分にあったプランを選択可能。さらに飛行機の遅延(6時間以上)で発生した損害も補償するオプションも用意と旅ナカの心配ゴトを丸っと、サポートしてくれますよ。
なお、現在日本人医師にオンライン面談形式で医療相談できる「オンライン医療相談サービス」をトライアルで実施中。海外渡航中に「病院に行くほどではないけど、医師に相談したいな」という時に役立ちます。
※ブラウザから利用できるweb面談ツール(Jitsi)を使用。同サービスはトライアル中のため予告なく終了する場合があります。
(LCD25-048)
>> 海外旅行保険 たびとも
<Another Tip>
■まだまだある!知ってて良かった旅ナカ便利ゴト
前述した4要素の他にも、準備しておけば旅先で重宝する便利ゴトはいろいろあるもの。ここでは、アプリやミニマムに持ち歩けるアイテムをご紹介します。
▼旅のオトモ。「Google マップ」は事前に「オフラインマップ」のDLを!
滞在先でのスムーズな移動を叶えるためにも「Google マップ」の「オフラインマップ」のダウンロードは必須。オフラインでの現在地の把握や、目的地までのナビゲーションもそのまま使えるんです。さらに気になるデータ通信料の節約ができるとイイコト尽くしです。
▼さりげないスキミング対策で移動中もしっかり防犯
SYRINX
「RFID Blocking Card」(440円)
頻繁に現地で使うクレジットカードのスキミング防止として、物理的な対策も必要。同カードは、約0.27mmの超薄型で、しっかり密着させることで最大2枚同時の保護ができます。財布に入れても嵩張らず、旅先での荷物のミニマル化を後押ししてくれますよ。価格もリーズナブルで導入しやすいのも◎です。
>> SYRINX
<取材・文/相川真由美>
相川真由美|エディター/ライター。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/677337/
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