メタルと樹脂、異なるふたつの素材の融合によって独特の世界観を展開するG-SHOCK・MT-Gシリーズより新モデル「MTG-B4000」(ブラック:16万5000円、ブルー:17万6000円)が発表されました。
G-SHOCKのアイデンティティであるタフネス性能をさらに高次元に引き上げるべく、開発プロセスに生成AIを本格導入した意欲作。これまでのMT-Gとは一線を画したスマートなシルエットで新時代の到来を体現する、注目のタイムピースです。
▲「MTG-B4000B-1A2」
MT-Gシリーズといえば、カシオ G-SHOCKが誇る耐衝撃設計を、メタルと樹脂の異素材使いによって実現したハイブリッド仕様のタフネスウォッチ。中空構造を進化させた“コアガード構造”によって、高級感あふれる金属素材の質感を生かしつつ、優れた耐衝撃性を実現。独特のメカニカルなデザインは、アクティブな大人世代に長く支持されてきました。そんなMT-Gの新たな挑戦が、今回登場の「MTG-B4000」です。
特筆すべきは、カシオとして初めて、市販モデルにおいて生成AI技術を活用していること。デザイナーが作成したデザイン案に対し、同社が長年培ってきた耐衝撃構造に関するデータを学習したAIが荷重シミュレーションを行い、構造強度や素材の特性、加工性などの観点から最適な構造を提案。提示された案に対して、人の手でさらに検証と改良を加えることで、今までにない新発想のフレーム構造が誕生したというわけです。
中でも注目したいのが、フレームとバンド接続部を一体化させた独自構造。バンドに加わる荷重を直接受け止め、センターケースへの衝撃を効率よく逃がす新設計が、タフネス性能をより高い次元へと導いています。
またこのフレームには、カーボンとグラスファイバーを積層させた独自開発の素材を採用。フレーム側面からは、まるで地層のような美しいレイヤー模様を視覚的に楽しむこともできます。
▲「MTG-B4000-1A」
さらに、これまでのMT-Gシリーズではやや無骨なシルエットを採用していたのに対して、新モデルは全体的に凸凹が少なく、スマートな印象のデザインへとアップデート。プッシュボタンは従来の丸型からフラットな角形へと変更。上面のベゼルパーツにはザラツ研磨など繊細な加工が施され、金属ならではの質感を強調します。加えてアイコニックな存在だったビスの頭やりゅうずガードなども姿を消したことで、構造そのものの美しさを強調したよりクリーンなデザインへと進化しています。
もちろん、時計としての実用機能にも抜かりなし。Bluetoothによるモバイルリンクとマルチバンド6による標準電波受信に対応し、世界のどこにいても正確な時刻を素早く表示。テクノロジー、デザイン、実用性のすべてをハイレベルで統合した、次世代MT-Gと呼ぶにふさわしい1本です。ブルー、ブラックの2色のバリエーションで展開、発売は6月13日です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/680767/
- Source:&GP
- Author:&GP
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