iPhoneが震える！Apple、ブラピ主演映画「F1」の特別な予告編を公開

Appleは、ブラッド・ピット主演映画「F1/エフワン」の、「指で伝わる予告編」をiPhoneのApple TVアプリ限定で公開しました。エンジンの振動などに合わせてiPhoneが振動するので、映画の迫力を感じられます。

iPhoneだけで楽しめる特別な予告編

Appleは、映画「F1/エフワン」の迫力が伝わる「指で伝わる予告編（ハプティックトレーラー）」を、iPhone限定で公開しています。再生時間は約2分10秒間です。

音楽のリズムにあわせてiPhoneを振動させられる、iOS18の新機能「ミュージックの触覚」機能が活用されています。Apple Musicでは対応楽曲のプレイリストも公開されています。

この予告編は、「Apple TV」アプリの「TV+」タブを開くと表示される「再生」ボタンを押すと再生できます。日本語の字幕、日本語の吹き替え音声を選択できます。

再生するには、iOS18.4以降がインストールされたiPhoneが必要です。Apple TV+の会員登録は不要で、誰でも無料で視聴できます。

筆者もiPhoneで再生してみたところ、F1マシンのエンジン音や、音楽にあわせてiPhoneが振動することで、椅子が振動する映画館で映画を観ているのに近い迫力と興奮を感じられました。

iPhoneから音声を出して再生しても、AirPodsなどで聴いても、iPhoneが振動します。

米メディア9to5Macが指摘しているように、映画全体を、振動するiPhoneで鑑賞するのは正直あまり気が進みませんが、予告編を楽しむのにはちょうど良い体験となりました。

Appleが制作した映画「F1/エフワン」は、かつて天才と呼ばれて引退したものの現役復帰するF1レーサーをブラッド・ピットが演じる作品で、6月27日に劇場公開されます。後日、Apple TV+でも配信される見込みです。

「トップガン・マーヴェリック」のジョセフ・コシンスキー氏が監督、ジェリー・ブラッカイマー氏がプロデューサーを、現役F1レーサーのルイス・ハミルトン氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めることで、日本でも話題を集めています。

世界開発者会議（WWDC25）基調講演のオープニングでも、Appleのクレイグ・フェデリギ上級副社長がF1ドライバーになってApple Parkの屋根を疾走する。コミカルな演出がありました。

Appleがこの作品に力を入れていることが伝わってきます。

振動付きの予告編はiPhoneの「Apple TV」アプリ限定ですが、日本の劇場公開に向けた予告編はこちらでご覧ください。

Source: 9to5Mac

Photo: Apple (1), (2)

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