甲冑や刀など日本の武士をモチーフにしたモデルも多いG-SHOCKの最上位シリーズ「MR-G」から、日本の伝統色のひとつである“鐵色(くろがねいろ)”をテーマカラーにした新作モデル「MRG-B2000BG」と「MRG-B2000RG」(各38万5000円)が登場しました。
鐵色とは甲冑の素材でもある鉄を熱した際に現れる青みを帯びた深い青緑色のこと。今作のチタンの外装も一見黒に見えますが、純チタンの硬度を高める深層硬化処理とグリーンDLCコーティングによってただの黒ではない深みのある青緑色に仕上げられています。
その鐵色を一層引き立てているのがフロントビスやりゅうずの金色。甲冑から着想を得た金色はゴールドIP加工によって表現。なお、りゅうずやボタンには保護パーツを埋め込むことで操作性をキープしつつ、モジュールへの衝撃を緩和するクラッドガード構造が採用されています。
両モデルともダイヤルデザインは同じで、文字板のベース面をよく見ると強さや吉兆の象徴とされる亀甲柄があしらわれているのに気が付くはず。また、外周部には扇や屏風をモチーフにしたカット面が施されるなど和のテイストが盛り込まれています。
さらに、インデックスは刀の反りをイメージした緩やかな曲面で仕上げられている点にも注目。インダイヤルに配置された深緑のカラーは侘び寂びを感じます。
なお、シャープなエッジや挽き目加工は山形カシオの最先端テクノロジーと職人が持つ匠の技によるものです。
▲「MRG-B2000BG」
2つのモデルの違いはベゼルとバンド。「MRG-B2000BG」はメタルバンドモデルとなっていて、グリーンDLCコーティングが施されたチタンムクバンドを採用。まさに甲冑を思わせる重厚感のあるモデルとなっています。
▲「MRG-B2000RG」
一方、デュラソフトバンドモデルとなる「MRG-B2000RG」はベゼルも見どころ。独特な結晶模様によって日本刀の刃文(刀身の焼刃模様)に見られる白い粒状の“沸(にえ)”を表現。柔らかくて耐久性に優れたフッ素ラバー素材のバンドには、毘沙門天の甲冑にもあしらわれている毘沙門亀甲の文様が施されています。
機能面に関しては正確な時刻と安定した駆動を維持するBluetooth搭載電波ソーラーを備えているほか、スマホと連携して時刻の自動修正などを行うモバイルリンクを搭載。ワールドタイムの切り替えやアラーム設定などもスマホで簡単に行えます。
夜間や暗所でもしっかり時刻を読み取れるスーパーイルミネーターも搭載。20気圧防水を備えているためマリンスポーツでも安心して着用できます。
ただのブラックとは違って日本古来の美意識と情緒を感じさせる“鐵色”の「MR-G」。甲冑を纏った武士のように着用すればビッと心が引き締まりそうです。
>> G-SHOCK
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/681578/
- Source:&GP
- Author:&GP
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