iPhone16eの販売好調が理由か〜Samsung DisplayもOLED供給へ

BOEとLG Displayが供給しているiPhone16e向けOLEDディスプレイについて、新たにSamsung Displayも供給を開始することになったと、中国WitDisplayが伝えています。

iPhone16e向けOLEDディスプレイはBOEが大多数を供給中

iPhone16e向けOLEDディスプレイについて、BOEとLG Displayに加え新たにSamsung Displayも供給を開始することになったと、中国WitDisplayが伝えています。

iPhone16e向けOLEDディスプレイはこれまで、BOEが60%から70%を供給し、残りをLG Displayが供給してきたとWitDisplayは説明しています。

この2社に加えSamsung Displayも供給することになった理由についてWitDisplayは、BOEとSamsung Displayの間でのOLEDディスプレイを巡る特許紛争や、米中間での貿易摩擦が影響した可能性があると推察しています。

WitDisplayによれば、Appleは2025年中に約2,000万台のiPhone16eを製造することを計画、Samsung Displayは600万台分のOLEDディスプレイを供給、つまり30%を担当することになります。

iPhone16e向けOLEDディスプレイの卸価格は安く、それがBOEの受注に繋がったとみられていましたが、閑散期の工場の稼働率を上げるうえで多少の利益が得られることがSamsung Displayが参入した理由ではないかとの業界関係者の声を、WitDisplayは紹介しています。

Appleは今後、iPhone16eの製造ラインを徐々にiPhone17e向けに転換するとの噂もありました。

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