「宙(そら)の動きを可視化する」という時計の原点に立ち返るブランドとして2000年に誕生し、緻密かつドラマチックな意匠で多くのファンを魅了してきた「シチズン カンパノラ」。今年、25周年の節目を迎える同ブランドから、アニバーサリーイヤーを記念した特別なモデルが発表されました。
「カンパノラ25周年記念限定モデル コスモサイン」として登場するのは、「星座盤モデル AO4010-51M」(41万8000円)と「月齢盤モデル AA7804-10F」(39万6000円)の2モデル。いずれも各250本限定の特別仕様で、7月10日より発売される予定です。
多彩なモデルを展開するカンパノラの中でも、ひときわ異彩を放つのが「コスモサイン」。悠久の時を刻む天空の星々の運行をダイヤルに閉じ込めるという、壮大なコンセプトを掲げたコレクションです。
ドーム型のサファイアガラスの内側では、装飾を超えた精緻な天体の運行や月の満ち欠けが、リアルタイムで再現されます。
▲「星座盤モデル AO4010-51M」
まず「星座盤モデル AO4010-51M」は、北緯35度の地上から見える4.8等星以上の恒星1027個と、星雲・星団166個を、版を重ねて緻密に描き出したモデルです。
ダイヤルには、レギュラーモデルよりもコントラストを抑えることで視認性を向上。また、見返しには紫がかったロイヤルブルーを配し、夜の闇から明け方へと移ろう時間の変化を、ほのかなグラデーションで表現しています。
針やインデックス、12時位置のロゴマークにはゴールドをあしらい、特別モデルならではの華やかさを演出。精密に描かれた星空は、まるで腕元にプラネタリウムを載せているかのような、荘厳な美しさを湛えています。
▲「月齢盤モデル AA7804-10F」
一方の「月齢盤モデル AA7804-10F」は、地球に最も近く、古くから人々に親しまれてきた天体・月をテーマにしたモデルです。独立して回転する24時間盤と月齢盤が連動し、月の満ち欠けや月と太陽の位置を、正確かつ詩的に映し出します。
薄墨を流したような色調が印象的なレギュラーモデルに対し、今回の限定モデルではブラックをベースに、ウォームグレーで月の満ち欠けを表現。どこかクラシカルで、あたたかみを感じさせる表情が魅力です。
こちらも、針とインデックス、ロゴマークにゴールドを採用。重厚なブラックのワニ革ストラップが、特別モデルらしい華やぎを添えています。また、このモデルのみケースにデュラテクトDLC加工を施すことで、ダイヤルやストラップとの一体感をいっそう高めています。
壮大な宇宙を文字板に閉じ込めるという大胆な発想と、それを具現化する精密技術が結晶した「カンパノラ コスモサイン」の代表作は、まさに節目の年にふさわしい一本。時間の流れを知るだけでなく、空を見上げて宇宙の神秘に想いを馳せる、そんな詩的な体験を与えてくれるタイムピースです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/682853/
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