紙パック、自動ごみ収集がトレンド!“手を汚さない”新基準掃除機4選【買って得モノ&夏のトレンド調査】

【買って得モノ&夏のトレンド調査】

ビックカメラの最新動向では紙パック式や自動ごみ収集機能が付いている、ゴミに触れずにメンテができる掃除機が人気だという。より清潔で快適に。スティックタイプ、ロボット掃除機における新基準の掃除機を集めてみた。

*  *  *

掃除にかける労力は極力かけたくないのは当然だが、ビックカメラで人気の掃除機を見ると「手が汚れる」労力を減らす機能が目立つ。

ビックカメラの角中祐介さんは「以前はサイクロン式が主流でしたが現在は紙パック式の需要が高まっています。もうひとつはロボット掃除機とスティックタイプに言えますが、ダストボックス付きの商品が標準になりつつあるのも特徴です。コロナ禍以降、ゴミに直接触れることへの嫌悪感からこれらの機能が目立っています」とこの傾向を分析。

そんな中、ビックカメラと家電ライターの田中真紀子さんの両方がおすすめしているのが新しいRoomba。

「収集したゴミを内部で圧縮する機能があり、邪魔なダストボックスもいらないしゴミ捨ての回数も減らせるという画期的な掃除機になっています。シンプルになったデザインも◎」

掃除機選びはもはや「どれだけキレイになるか」だけでなく「いかに清潔に扱えるか」という新たな基準が加わっているようだ。

ビックカメラ有楽町店 生活家電
コーナー販売員
角中祐介さん
2017年の入社以来、家電コーナー一筋、8年目のベテラン販売員。これまでエアコン、大型家電、調理家電に担当し、暮らしをトータルで提案する

<お手軽>

1. 効率とパワーを両立! 清潔な空間を自動キープ

アンカー・ジャパン
「Eufy X10 Pro Omni」(9万9990円) ※5月下旬のビックカメラ価格

ゴミ収集からモップ洗浄・乾燥までができる、欲しい機能をすべて詰め込んだ高コスパロボット掃除機!(角中さん)

驚異の吸引力でハウスダストからペットの毛まで一掃し、回転モップで床のベタつきもスッキリ。また、最大約2か月分のゴミを溜められる自動ゴミ収集ステーションがメンテナンスの手間を減らしてくれる。

▲AIを採用したシステムによって障害物を賢く回避し、iPathレーザーナビゲーションにより隅々まで効率的に清掃する

<人気急上昇!>

2. 手も汚さず月イチのメンテでOK。万能スティック掃除機

SHARK
「EVOPOWER SYSTEM NEO II+」(8万8000円)※5月下旬のビックカメラ価格

ゴミ収集ドック付きで1番人気の商品。3つのセンサーでパワーも自動調整してくれるので効率的に掃除ができます(角中さん)

スティック&ハンディタイプの両方に変形する万能性の掃除機。フローリングやカーペットはもちろん、付属アタッチメントでソファの隙間や車のシートまで徹底清掃できる。

▲部屋の角や壁際を自動で識別し、吸引力をアップさせるエッジセンサーにより部屋の隅々まで確実に掃除!

▲吸引したゴミはゴミ自動収集ドックに集められる。月イチの掃除で問題ないほどの容量があるのでメンテも簡単

3. 1.1kgなのにパワフル! 2か月ゴミ捨て不要の快適掃除

日立
「コードレス スティッククリーナー『かるパックスティック』PKV-BK3L」(3万9600円)※5月下旬のビックカメラ価格

再び人気が高まっている紙パック式を採用したモデル。本体も軽く手軽にお掃除できるのもポイント(角中さん)

わずか1.1kgの超軽量ボディに日立独自の技術を凝縮。ハイパワーのファンモーターが強力な吸引力を実現。

▲0.4Lという一般家庭の約2か月分のゴミを溜められる紙パックはごみ捨て時にほこりが舞いにくい

<ハイコスパ>

4. ゴミ圧縮で約1か月ゴミ捨てなし! シンプル設計全自動ルンバ

アイロボット
「Roomba 205 DustCompactor combo ロボット」(4万9100円)※5月下旬のビックカメラ価格

業界初の機械式ごみ圧縮機能を搭載。ステーションの設置を気にせず済み、さらに60日間ゴミ捨て不要(角中さん)

ゴミ圧縮機能の搭載により、ゴミ収集ステーションがいらないシンプルな全自動掃除機。内蔵のナビゲーションシステムにより複雑な間取りも完璧に把握し、パワフルな吸引力でハウスダストからペットの毛までを一掃する。

▲集めたゴミを圧縮することで約1か月分のゴミ捨てが不要になり、忙しい日々を強力にサポートする

■識者イチオシの最新モデル

日立
「コードレス スティッククリーナー『ラクかるスティック』 PV-BL3M」(実勢価格:7万7000円前後)

軽くて良く吸い、しかもお手入れもラク。スタンダードだけどその平均レベルが高く、すごく使いやすい掃除機です!(田中さん)

1.1kgの軽さで片手でもスイスイと部屋の隅々までストレスフリーで掃除できる。軽さに反して強力なモーターが驚きの吸引力を生み出し、床に付着した菌も拭き取ってくれる。

エコバックス
「DEEBOT X8 PRO OMNI」(19万9800円)

ローラーモップが横から飛び出し、部屋の隅までアプローチする機能はかなり斬新!(田中さん)

驚異の吸引力でハウスダストからペットの毛まで一掃。さらに回転モップで床のベタつきもスッキリ掃除してくれる最新モデル。ゴミ収集、モップ洗浄・乾燥、給水まで全て自動という全自動ステーションがメンテナンスの手間を極限まで削減する。

東芝
「コードレスクリーナー VC-SL130DS」(実勢価格:6万1000円前後)

ヘッドを「吸い拭き2WAYワイパー」に取り替えれば吸引と床拭きが同時にできて時短に!(田中さん)

部屋に出しっぱなしでも違和感ないおしゃれなボディに必要な機能を凝縮。ダストステーションにゴミを収集してくれるうえにフィルター掃除も自動で完了してくれる。

家電ライター
田中真紀子さん

 

 

>> 特集【買って得モノ&夏のトレンド調査】

※2025年6月6日発売「GoodsPress」7月号38-39ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/今 雄飛(ミラソル・デポルテ) 監修/角中祐介 取材協力/田中真紀子(家電ライター)>

 

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