書類をPDFにして社内で共有したり、レシートをデータ化して会計ソフトに取り込んだりなど、現代のビジネスシーンにおいて紙書類をデータ化するのは当たり前のこと。スキャナーを仕事で使う機会も、なにかと増えてきているのではないでしょうか?
そのスキャンをよりスムーズに効率的に行ってくれるスキャナーがPFUから登場。書類をワンタッチでスピーディーに電子化してくれるイメージスキャナー“ScanSnap(スキャンスナップ)”シリーズに、新フラッグシップモデルとなる「ScanSnap iX2500」(5万9400円)が加わりました。
本体サイズ(トレー収納時)は292×161×159mmというデスクに置けるコンパクト設計ながらも、業務用のスキャナーにも見劣りしない機能を備えているのがこのスキャナーの強み。
今作では、業務用スキャナー向けに自社開発した次世代SoC「iiGA(イーガ)」を搭載することで、スキャン速度、画質の向上、PCレスでの画像処理性能など、スキャナーとしての性能が大幅にアップしています。
スキャンにおいては、原稿サイズ、色、両面(片面)印刷などを自動で判別し、高速でスキャンを完了。毎分45枚(A4カラー両面/300dpi)という高速スキャンも実現しています。
ホッパーには最大で100枚セットできるため、一度に多くの書類をデータ化することも可能に。なお、紙の傾きを検知する機能も備わっているので、資料が変な角度で送られてグシャグシャになってしまうのも防いでくれます。
スキャンデータの画質も向上していて、光学系技術“クリアイメージキャプチャ”によって、色ずれやモアレ(色縞模様)の発生を低減。カラーが繊細な写真やポスターなどのスキャンもバッチリです。
注目すべきはパーソナル化機能の“My ScanSnap”。Wi-FiやUSBを使ってスキャナー本体とPCやスマホを接続すれば、カラーモードや画質などを簡単にいつも自分が使っている設定に変更! オフィスやコワーキングスペースで作業する時も、iX2500が設置してあればスムーズにスキャンが行えます。
ちなみに、今後のアップデートでは、スマホをかざすだけでiX2500と素早く接続し、“My ScanSnap”に切り替え可能になる機能も搭載される予定とか。
本体正面には、大きくて操作しやすい静電容量式のタッチパネルを搭載。ファイル形式、カラー、解像度、二つ折り原稿の合成、保存先などの多彩な設定も、タッチパネルに映し出されたアイコンをタッチするだけで直感的に操作でき、はじめての人でも安心です。
また、PCなどを介さずにスキャナー本体のタッチパネルだけで、クラウドサービスやネットワークHDD上のフォルダと連携することも可能(※NASへの保存は今秋アップデートにて実装予定)。事前にアドレスを登録しておけば、スキャンの操作だけでデータをメールで送信することもできます。
機能面においては、ScanSnap専用ソフトウェア「ScanSnap Home」がアップデートされたことで、より活用の幅が広がりました。
PC版では、「Microsoft Teams」「SharePoint」「OneNote」「Notion」「iCloud」との連携を追加。また、「Box」「Dropbox」「Evernote」「Google Drive」などのクラウドサービスへもクイックメニューからの保存が可能となり、スキャンデータをよりスムーズに様々なアプリやサービスで活用できます。
ただ書類をスキャンするだけでなく、スキャンデータの管理や共有、アプリやAIなどでの活用をスムーズに行えるスキャナーは、仕事の心強いパートナーになってくれるはず。本体カラーはホワイトとブラックの2色展開となっています。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/685837/
- Source:&GP
- Author:&GP
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