梅雨だけじゃない! 夏のレジャーや突然の雨にも対応。機能とルックスが共存する“令和的レインシューズ”の現在地とは?

【梅雨でも快適に、おしゃれに過ごそう!】

今年もやってきました梅雨シーズン…と思いきや例年に比べてどうやら雨が続かないまま暑い夏を迎えそうな予感。とは言え、梅雨仕様のアイテムは夏のレジャーや亜熱帯を思わせる突然の雨にも効果的。今回は足元にフォーカスを当て、最新の機能性を持つシューズをご紹介します。スニーカーはもちろん、ビジネスにも最適なレインドレスシューズにも注目です。

■GORE-TEXをはじめとする撥水機能付きシューズはやっぱり頼りになる!

梅雨時季の足元はやっぱり不快。傘から最も遠い部分なので雨がかかりやすいうえに、湿気も溜まりやすく汗もかきやすい。さらには地面の水たまりでビショビショ…と最悪。そんなときに頼りになるのがGORE-TEXをはじめとする高機能素材を搭載したシューズです。休日やドレスダウンであればアウトドア由来のスニーカーが軸になりそうですが、これまたおしゃれな佇まいの1足が豊富。また、きちんとしたビジネスシーンでも活躍してくれる革靴ライクなレインシューズも現在進化を遂げています。

■機能的かつ魅力的なルックスを持つ令和的レインシューズ5選

高い機能性を搭載したスニーカーはアウトドア由来の見た目で愛されていますが、より都会的にアップデートされたハイテクスニーカーであれば日常をさらにおしゃれに彩ってくれるはず。加えてビジネスでも使えるレインドレスシューズもここで押さえておくと良いでしょう。

<今どきな足元を作れる「機能的ハイテクスニーカー」>

高機能を搭載したハイテクスニーカーがカジュアルシーンのトレンドになって早幾年。ニューバランスやナイキのように90年代に通ってきたに違いないハイテクスニーカーというカテゴリーも、令和となるとその機能性はますます進化を遂げています。さらには大人に見合う都会的なデザインも増えてきていることから、日常使いとして盤石となっているわけです。

1. 世代的にも流行的にも携えておきたい珠玉の1足

New Balance
「M2002RXJ」(2万6400円)

まずご紹介するのはハイテクスニーカーの帝王、ニューバランスです。今作は“らしさ”を存分と感じられる2010年に誕生した「Made in U.S.A. 2002」モデルのアッパーデザインを継承。さらにニューバランスのヘリテージカラーとも言えるグレートーンで仕上げています。上質なヌバックとメッシュで合わせたアッパーはやさしく、そして確実にフィット感を高めてくれます。「2002」というモデルは発売以降絶えず人気を博しており、その合わせやすさや履き心地の良さは折り紙付き。デザインとしても間違いのないモデルと言えます。

また、衝撃吸収性に優れたN-eagyアウトソール、そして緩衝材と圧縮抵抗の組み合わせによって衝撃を緩和するABZORBミッドソールにより歩行性能の高さを担保。そこへ雨の日にも快適なGORE-TEXを搭載しています。この本格性能のおかげで、雨の日でも安心しておしゃれを楽しめるわけです。

>> ニューバランスジャパンお客様相談室

2. アーバンアウトドアを掲げる近未来スニーカー

DESCENTE
「モジュラライズ FK」(3万6300円)

続いては都会的でプレミアムなアウトドアスタイルを提案するデサントから。本作はアパレルで使用しているニット素材をアッパーに採用し、ウエアの製法を応用した超音波溶着加工と熱圧着加工を施すことでシームレスなデザインを実現。また、裏地には透湿性・防水性を兼ね備えたメンブレン素材を採用し、雨にも強い設計に仕上げています。

この“ニットを用いる”という手段は見た目にも斬新ですが、何より履き心地の良さにも大きな影響を与えます。部分ごとに異なるパターンを施しているため、ほかにはないフィット感のある履き心地を提供してくれるわけです。さらにはアウトソールにはヴィブラム社製のメガグリップを採用しており、滑りやすく濡れた路面でも安心感のある歩行性能を叶えます。人とは違うスニーカーを探しているなら、ぜひおすすめしたい1足です。

>> DESCENTE

3. 天然レザーの上品な見た目で水にも強い意欲作

MOONSTAR
「GE102」(1万3200円)

日本屈指のシューズメーカーであるムーンスターからご紹介するのは、“紳士になれる靴”をコンセプトにしたシューズライン「gently」の1足。そのコンセプト通り、革靴のような雰囲気や品の良さをカジュアルシューズに落とし込んでおり、今作も普段使いはもちろんジャケパンなどとも相性の良いドレス感を提供しています。シンプルかつ高級感のある仕上がりは飽きが来ません。

シンプルな見た目ながら防水機能を備えており(※地面から4cm、8時間の浸漬状態での防水)、しかも素材には本革を使用しているというから驚きです。また、汗による湿気を外部へと逃してくれる透湿機能や、インソールには銀イオンの抗菌作用を施しているためニオイの元となる菌の繁殖を抑制し、防臭効果も期待できます。もちろんユニフォームシューズを手掛けてきたブランドなので、歩きやすさや履き心地の良さは申し分なし。見た目、使用感、機能性、そのすべてが融合したまさに“紳士になれる靴”を体現した1足と言えるでしょう。

>> MOONSTAR

<進化を遂げる「ビジネス対応レインドレスシューズ」>

多様性が重んじられて久しい現代のビジネスシーンですが、いくらカジュアルOKという職場でもきちんとしなければいけない場合もあります。ですが、そんなときに限って悪天候…なんてことも。そんなニーズから今、レインドレスシューズが注目されています。

4. 汎用性の高いプレーントゥこそ雨に強いと助かる!

green label relaxing
「ハッスイ アクティブ プレーントゥ ドレスシューズ」(2万4200円)

いち早くビジネスでの雨対策ニーズを汲み取り、数年前から定番としてレインドレスシューズを展開しているのがこのグリーンレーベル リラクシングです。今作はアッパーに撥水加工を施した牛革を採用。なので見た目はレザーシューズそのもの。デザインはオーセンティックな外羽根式のプレーントゥスタイルを落とし込んでいるのでビジネスシーンにおけるスーツからジャケパン、さらには休日のキレイめな装いにも対応できる幅の広い一品です。

また、カップインソールや薄くクッションを入れたライニング&タンにより、まるでスニーカーのような軽快な履き心地&歩き心地。滑りにくいアウトソールになっているので雨の日でも安心して履けます。カラーはブラックとダークブラウンの2色展開。いずれも合わせの良さは言うことなしなので、次なるビジネスシューズとしてぜひご一考を。

>> UNITED ARROWS green label relaxing

5. 日本が誇るシューメーカーが手掛ける美しい防水靴

三陽山長
「【防水 誠十郎】サイドゴアブーツ」(2万6400円)

日本有数のシューメーカーである三陽山長が手掛けるレインシューズがこちらの「防水 誠十郎」。同社の定番として長年愛され続けるサイドゴアブーツ「誠十郎」のシャープで美しいフォルムを再現し、防水性能を付与したモデルです。アッパーにはPVC素材を使用し、防水性がありながらも上質なレザーのような佇まいを実現。また、通気性・透湿性効果のあるカップインソールが蒸れを逃すだけではなく、改良を重ねたフォルムが足をしっかりとホールドしてくれます。

アウトソールは微発泡ラバーを使用しており、軽量で返りも良くグリップや耐摩耗性にも優れているため雨の日の外回りもなんのその。歩行時のストレスをグッと軽減してくれるだけに、雨の日用だけにするにはもったいない、日常的に履き込みたいような1足に仕上がっています。伝統のドレスシューズ由来のルックスなのでスーツとの相性は言うまでもなく、その美しいシルエットはビジネススタイルをランクアップしてくれるに違いありません。

>> 三陽山長

>> 【連載】梅雨でも快適に、おしゃれに過ごそう!

<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>

 

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