【買って得モノ&夏のトレンド調査】
バイクは日常のアシや趣味の相棒などさまざまな用途で使われるが、近年注目されているのは51~125ccクラスの「原付二種」。スクーターからスポーツモデルまで今チェックしておきたい人気車をピックアップ!
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ひと昔前まで原付二種は高速道路に乗れない“中途半端な存在”と言われていたが、現在はもっともアツいクラスとなっている。
その中心となっているのはスクーターで、通勤・通学・買い物といった日常のアシとして活躍。ホンダの「CUV e:」のような電動モデルも登場している。一方で、いわゆる“単車スタイル”のヤマハ「XSR125」やオフロードもこなせるホンダ「CT125」、走りの楽しさを追求したスズキの「GSX-R125」など趣味の対象として楽しむ人も増えている。
原付二種は現実的に狙いやすい価格で技術の進歩もあり性能的にも必要十分。そして何よりラインナップが充実している。現在はひと昔前のような排気量マウントは過去のものとなり、背伸びしないバイク選びが当たり前となっている。そんななか、目的や用途を問わず最適な1台が見つかりやすい原付二種は日本におけるバイク選びの最適解のひとつと言っても過言ではないのでは?
<ロングセラー>
1. 原付二種ブームの火付け役
HONDA
「CT125・ハンターカブ」(47万3000円)
純正アクセサリーだけでなく、サードパーティからも多くのパーツがリリースされているので自分好みにカスタムするのも楽しいですよ!(GoodsPress編集部・金子)
「スーパーカブC125」をベースに2020年に復活したトレッキングバイク。近年の原付二種ブームの火付け役とも言える存在で現在も大人気。自動遠心クラッチの採用でクラッチ操作も不要。
<ハイコスパ>
2. 20万円近い値下げにファン歓喜!
KTM
「KTM 125 DUKE」(46万5000円)
国産モデルと変わらないどころか安いくらいの価格で買えるのが魅力。パンチの利いた走りでバイクの魅力が存分に味わえます(GoodsPress編集部・金子)
クラスを超えた本格装備とパフォーマンスが魅力のストリートファイター。4月から2023年モデルは20万円近い値下げが敢行され、オトク感が爆上がりしているので購入の絶好のチャンス!
3. レトロなスタイルと最新技術の融合
YAMAHA
「XSR125 ABS」(50万6000円)
昔ながらのネイキッド感を出しつつも中身は最新。乗りやすく軽快なハンドリングで、誰でもどんな道でも楽しく走れます(GoodsPress編集部・金子)
クラシカルなデザインと現代のテクノロジーを組み合わせた“ネオレトロ”なネイキッド。加減速時にストレスのないシフト操作を実現するアシスト&スリッパークラッチをなども採用。
4. スポーツ走行を存分に堪能できる
SUZUKI
「GSX-R125 ABS」(45万3200円)
高回転型のエンジンでアクセルを開けるたびにワクワクします。しっかり扱いこなせる性能というのもライディング感を高めてくれます(GoodsPress編集部・金子)
レースで培った技術や知見を惜しみなく投入し、街乗りからワインディングまでスポーツライディングを堪能できるスポーツモデル。エンジンは高出力の水冷単気筒DOHCを採用。
<ニューモデル>
5. 補助金を活用して賢く乗りたい!
HONDA
「CUV e:」(バッテリー×2、チャージャー×1のセット価格:52万8000円)
一充電あたりの走行距離は57kmなのでちょっとした遠出も十分こなせます。リバースモードを備えているのもポイント高いですね(GoodsPress編集部・金子)
ふたり乗りできる電動のパーソナルコミューター。独自開発のモーターを採用し、最高出力は6.0kWを実現。走行状況などに応じて3種のライティングモードを備えている。
<安全性抜群>
6. どんな天候でも安心して乗れる!
YAMAHA
「TRICITY125」(49万5000円)
「バイクは便利そうだけど転倒が怖い」という人にオススメ。運転感覚もさほど違和感なく、雨の日でも安心して乗れますよ(GoodsPress編集部・金子)
フロント2輪、リア1輪のユニークなレイアウトを採用。安定性に優れ、停車時の立ちゴケやスリップによる転倒などを抑制する。ブレーキも前後が連動して作動するためロックしにくい。
7. ベスパらしさを残しつつブラッシュアップ
VESPA
「LX 125」(46万2000円)
いわゆる“往年のベスパ”を感じさせるデザインですが中身はしっかりブラッシュアップ。グローブボックスはUSB電源ポート付きです(GoodsPress編集部・金子)
昔の某ドラマで探偵が乗っていたモデルの最新型。カラーは写真のカプリブルーなど明るいパステル系を中心にラインナップし、見ているだけで楽しくなれる。8月より順次出荷開始予定。
■通勤快“足”の人気御三家
原付一種全盛期は「ディオ」「ジョグ」「セピア」が人気だったが、現在スクーター市場の中心は原付二種に移行。ホンダ、ヤマハ、スズキの御三家は変わらず人気で個性溢れるモデルをラインナップしている。それぞれ違いがあるので必ず試乗してから選びたい。
HONDA
「Dio 110」(25万800円~)
YAMAHA
「JOG125」(26万7300円)
SUZUKI
「Avenis 125」(28万4900円)
※2025年6月6日発売「GoodsPress」7月号52-53ページの記事をもとに構成しています
<文/GoodsPress編集部>
GoodsPress編集部員
金子剛士
クルマのドレスアップ誌、中古車情報誌の編集部を経て GoodsPress編集部へ。クルマやバイクといった運転できるものが好きで、編集部では主に乗りものを担当
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/684911/
- Source:&GP
- Author:&GP
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