コンマ何秒を争う陸上競技の世界。世に数多ある時計ブランドの中でも、その記録を司る存在として確かな信頼を築いてきたセイコー。1964年の東京オリンピックにて公式時計を担当して以来、セイコーはさまざまな国際大会でアスリートの偉大なレコードを記録し続けてきました。
なかでも、とりわけ深い関係にあるのが1987年の第2回ローマ大会以降現在まで長きにわたりオフィシャルタイマーを務めている世界陸上競技選手権。この秋開催の2025年大会において、34年ぶりに東京に戻ってくる世界陸上の開催を記念した特別な2本のクロノグラフがセイコー プロスペックスから限定発売されます。
▲「スピードタイマー GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ 東京2025世界陸上記念限定モデル SBED015」
2025年9月13日より開幕し、200以上の国と地域から2000人以上のトップアスリートが頂点を争う世界陸上東京大会。この大会で19回目のオフィシャルタイマーを務めるセイコーから登場するのは、1960年代以来のクラシカルなデザインに先進の計時機能を搭載したスピードタイマーの特別エディション。大会のメインカラーに選定された日本の伝統色・江戸紫から着想を得た個性的かつ優美さを湛えたクロノグラフです。
「スピードタイマー GPSソーラー デュアルタイム・クロノグラフ 東京2025世界陸上記念限定モデル SBED015」(33万円 ※国内限定250本)は1972年発売の自動巻クロノグラフにインスピレーションを得た流線形のシルエットが印象的。
ブラックを基調としたダイヤルにインナーリングやサブダイヤル外周部、秒針などのディテールに格式を感じさせる紫色をあしらい、クロノグラフとしての視認性を確保しながら洗練された表情を演出しています。
ムーブメントには高性能GPSソーラームーブメント・キャリバー5X83を採用。1/20秒まで計測できる高精度なストップウォッチ機能に加え、デュアルタイム表示や高速タイムゾーン修正、タイムトランスファー機能など世界を股にかけて活躍するアスリートやビジネスパーソンをサポートする機能を備えます。
バンドはダイヤシールド加工を施したステンレススチールブレスレットを採用していますが、紫のステッチを施したリサイクル素材の付替用ファブリックストラップも付属。今の時代にふさわしいサステナブルな精神も感じさせます。
▲「スピードタイマー ソーラークロノグラフ 東京2025世界陸上記念限定モデル SBDL119」
「スピードタイマー ソーラークロノグラフ 東京2025世界陸上記念限定モデル SBDL119」(10万3400円 ※世界限定6000本・うち国内800本)も同じく1972年に発表されたヘリテージモデルのデザインを継承するもの。淡い紫色とサブダイヤルのブラックのコントラストが目に鮮やかです。
ムーブメントには1/5秒計測や60分積算計、24時針を搭載したキャリバーV192を採用。フル充電状態から6か月も動くスタミナぶりも頼もしい限り。日常使いしやすい39mm径の小ぶりなサイズやヘアラインと鏡面仕上げを使い分けたブレスレットなどスポーティでありながらどこかドレッシーな空気も漂わせています。
両モデルともケースバックには今大会のロゴマークと“OFFICIAL TIMER”の文字、そしてシリアルナンバーが刻印され、記念モデルとしての特別感を演出。さらに紫を基調とした専用ボックスとロゴ入りクロスが付属。細部にまでこだわりが光ります。
格式と静謐さを湛えた紫色が洗練された雰囲気のふたつのクロノグラフ。世界陸上の熱気が東京に再び帰ってくる2025年にふさわしい、新たな歴史の一部を刻むタイムピースとなりそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/686714/
- Source:&GP
- Author:&GP
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