【買って得モノ&夏のトレンド調査】
夏は猛暑を避けて避暑地に行く人も多いだろう。そこでHISの旅行のプロが、単に“暑さを避ける”だけではない注目の避暑スポットを厳選。今年の夏はいつもと違う避暑を楽しもう!
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今年の夏も猛暑を避けて涼しい場所に出かけたいもの。「定番ですが避暑地の1番人気は軽井沢」とはHISの桑原裕美さん。都心からのアクセスが良く、買い物やグルメも充実しているのが理由だという。
「現在、北海道も避暑地としては大人気。旭山動物園やファーム富田に加え、北海道を代表する絶景をご覧いただける札幌発『HISオリジナル旭山動物園&富良野·美瑛日帰りバスツアー』には多くのお客様にお申し込みいただいています。さらに、釧路川でのアクティビティをはじめ道東エリアも人気です。また、映画やドラマの舞台も最近は注目度が上がっています」
単に“涼むだけ”ではない避暑地をぜひチェックしよう。
HIS
国内旅行事業部 関東個人旅行ツアーグループ
グループリーダー 桑原裕美さん
2001年入社。店舗でのコンサルタント業務を経験後、海外パッケージツアーの造成を担当。その後、2023年より関東発の国内パッケージツアー造成を担当し、さまざまなツアーを企画する
<人気上昇中!>
1. 映画で大注目の日本三選・星の名所
長野県
「野辺山高原」
▲写真提供:南牧村役場
標高1345.67mにあるJR線の最高駅・野辺山駅。村のいたるところに置いてある牧草ロールで作った「牛だるま」を探すのも楽しいです(桑原さん)
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』の舞台としても注目されている野辺山高原。日本最大級の国立天文台野辺山宇宙電波観測所があり、日本屈指の星空スポット。夏でも涼しく快適な気候も魅力。
▲「日本で一番綺麗な星空 BEST3」のひとつ。肉眼でも美しく鮮明な星空を観察できる
▲軽井沢から車で約1時間。“八ヶ岳ブルー”とも称される澄んだ青空の下、壮大な景色を楽しめる
<ロングセラー>
2. 釧路川で人気アクティビティ体験
北海道
「釧路湿原」
▲写真提供:釧路観光コンベンション協会
釧路の夏の風物詩のひとつ「岸壁炉ばた」や釧路川でのアクティビティ、釧路湿原の中をのんびり走る「くしろ湿原ノロッコ号」も人気(桑原さん)
東京ドーム約6000個分の広さを誇る日本最大の湿原。釧路の7~9月の月別平均気温は20度前後と過ごしやすく、カヌーやボートで釧路川から湿原を巡るツアーは大人気。静けさの中に自然を感じられる。
▲“大観望”と呼ばれる細岡展望台からは釧路湿原の雄大なスケールを一望。夕焼けが特に美しい
▲エゾシカやタンチョウなど多くの希少動物が生息。バードウォッチャーや写真愛好家にはまさに聖地
3. 自然が作り出した自然のクーラー
山梨県
「鳴沢氷穴」
▲写真提供:富士観光興業
30度を超える暑さの日でも富士山五合目は15度、鳴沢氷穴は3度程度の涼しさ。関東からの日帰りバスツアーとして人気のスポットです(桑原さん)
山梨県鳴沢村にある天然記念物の溶岩洞窟。洞内の平均気温は約3度と低く、夏でも氷が残っている。特に春から初秋にかけては天井から滴る水滴が凍ってできる氷柱や氷の壁が見どころ。
▲夏でも氷柱や氷の壁が残っていてライトアップされた氷が幻想的な雰囲気を醸し出している
<担当者イチ推し!>
4. “仁淀ブルー”で納涼アクティビティ
高知県
「仁淀川」
▲写真提供:仁淀川アウトドアセンター
奇跡の清流・仁淀川。透明度の高い川で体験できるクリスタルカヤックなど“涼”を感じられる夏におすすめのスポットです(桑原さん)
連続テレビ小説『らんまん』の舞台としても注目を浴びた仁淀川。“仁淀ブルー”と称される美しい青色の水面が魅力でカヌーやカヤック、SUPなどの多彩なウォーターアクティビティを楽しめる。
▲仁淀ブルーの代表的なスポット「安居渓谷」と「中津渓谷」がある仁淀川町にはキャンプ場もある
※2025年6月6日発売「GoodsPress」7月号59ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒川秀紀>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/685260/
- Source:&GP
- Author:&GP
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