“大画面TV vs プロジェクター”究極の選択!臨場感MAXの「ビジュアル家電」5選【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

リビングの主役、ビジュアル家電の進化が止まらない! 高画質を極める大画面テレビか設置の自由度で勝るプロジェクターか。専門家が今年の「買い」モデルを徹底解説する!

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今年のビジュアル家電市場はテレビとプロジェクターがそれぞれの魅力を先鋭化させ、まさに群雄割拠の時代を迎えている。テレビは有機ELとミニLED液晶搭載モデルの競争が激化。そんな中、有機ELとトレンドのAI機能を融合させたレグザ「55X9900R」は画質マニア最注目機。また、ミニLEDでコスパ最上級のハイセンスがヒット間違いナシ。

勢いという意味ではネット動画機能を一体化させたスマートプロジェクターも今や外せない選択肢に。大賞のJMGOの「N1S Pro4K」に加えて、「レグザ レーザープロジェクターRLC-V7RMAX」もハイエンド賞を受賞。

世界的には映像配信のトレンドと超大画面化が同時に進行中。レーザー光源で高輝度化も進み、リビングでも扱いやすくなってきたため100インチオーバーの超大画面を求める人にオススメしたい。

さらにDangbeiの小型機など価格もサイズも選択肢はさまざま。ライフスタイルに合わせて最高の映像体験を選ぶ、そんな贅沢な悩みが楽しめる1年になりそうだ。

ーデジタル&ガジェット部門/ビジュアル家電ー

<大賞>

1. 先見性と完成度の高さに脱帽!

JMGO
「N1S Pro 4K」(29万6780円)

プロジェクターの設置は面倒、という常識を覆したゲームチェンジャー。映像も音も高レベルでジンバルによる“どこにでも映せる”という楽しさは唯一無二。これを画質本気のホーム機に導入した先見性が大賞級です!

3軸ジンバルを搭載し、面倒な設置の手間を完全に排除した4Kレーザープロジェクター。Google TV内蔵で使い勝手も優秀。本格的なホームシアター構築はもちろん、リビングなどに手軽に設置するにもうってつけのモデルだ。

▲本体向きと投射角度を調整可能なうえにリアルタイムで台形補正。白い壁をどこでもスクリーンにできる手軽さだ

▲2350ISOルーメンの高輝度とBT.2020over 110%の広色域で画質は明るく鮮やか。日本人による画質モード設計も秀逸

▲日亜化学製の3色レーザーモジュールに加えてJMGO独自のレーザー光学エンジンMALCでさらに高画質化

<AI賞>

2. 生成AI搭載の最新有機ELテレビ

TVS REGZA
「4K有機 ELレグザ 55X9900R」(48万4000円)

AI高画質の評価に加えて夏にアップデート提供予定の「レグザ AIボイスナビゲーター」によってAI検索も可能に。画質・機能性ともにテレビの未来を示す最注目モデルです

レグザ2025年最高峰モデルと目される有機ELテレビ。新開発 高輝度広色域 RGB4スタック有機ELパネルによる圧倒的なパネル性能と生成AI対応の先進的モデルだ。

▲AI高画質映像処理エンジン「レグザエンジン ZRα」がコンテンツのシーンを解析、自動で高画質化

▲今年夏にアップデート予定の「レグザ AIボイスナビゲーター」。新機能によってAIとの音声対話も可能に

<ポータブル賞>

3. ユーザーのツボを心得たカジュアルモデル

Dangbei
「Dangbei N2 mini」(3万9900円)

人気のポータブルプロジェクターの中でも約4万円という価格で200ISOルーメンとスペック高めの仕様。寝室や子供部屋で活用するならこのくらいのお手頃モデルでも十分

Netflixに公式対応し、OSにはGoogle TVを搭載とネット動画の機能性もしっかりカバー。ホコリ浸入を防止する密閉構造もユニーク。

▲天井投射にも対応するジンバル一体型。オートフォーカス、自動台形補正など設置機能も強力

▲内蔵6WスピーカーでDolbyAudio に対応。小型ボディながら臨場感あるサウンドは実力十分

<ハイコスパ賞>

4. 憧れの超大画面が現実のものに!

ハイセンス
「MiniLED 4K液晶 85U8R」(44万8000円)

ミニLED液晶テレビの高輝度、85インチサイズと画質がこの価格で手に入るのは衝撃的です。高画質とコスパを高いレベルで両立させるならハイセンスで間違いナシです

85インチという超大画面+高画質なMiniLED技術を搭載しながら50万円を切る驚異的な価格を実現。リビングを映画館にする夢を現実的な価格で叶えてくれる1台だ。

▲画面上にもスピーカーを搭載した60Wスピーカー内蔵。ミドルクラス機ながらサウンドバー不要の高音質だ

▲「MiniLED-PRO」の高輝度が特徴。昨年モデルから低反射&広視野角となったことで扱いやすさもアップ

<ハイエンド賞>

5. 画質、音質、使い勝手ともに死角なし!

TVS REGZA
「レグザ レーザープロジェクター RLC-V7R MAX」(37万4000円)

レグザからいきなり登場したプロジェクターながら画質・音質の完成度はまさに完璧。ホームシアター&リビングでチョイスするハイエンドプロジェクターの定番になるのでは!?

国内テレビシェアNo.1のレグザが発売するGoogle TV搭載のハイエンドプロジェクター。ジンバル構造採用、光学ズーム対応、自動台形補正、自動フォーカスなど設置性も完璧。

▲日亜化学工業製のRGB3色レーザー光源を使用で3000ルーメンとBT.2020面積比で約110%の圧倒的な画質性能

▲実用最大出力40W 2.1chスピーカーシステム搭載。Dolby Audio および DTS Virtual:X対応で臨場感も抜群

>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】

※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号22-23ページの記事をもとに構成しています

<文・監修/折原一也>

AV評論家
折原一也
1979年生まれ。PC系出版社編集職を経て、AVライター/評論家として専門誌やWebで執筆。2009年よりVGP審査員・ライフスタイル分科会副座長

 

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