【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
デジタルが生きるのは決して仕事や勉学だけではない。ここではゲームや映像、音楽、イラストなど没頭できる時間を充実させてくれる上半期の注目アイテムを紹介しよう。
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今期最大のトピックは家庭用ゲーム機の最新機種である「Nintendo Switch 2」が発売されたことだ。新たにジョイコンを使ったマウス操作やビデオチャットに対応するなど新しい体験が待ち遠しいが、現状は公式ストア、量販店などでの抽選販売が続いている。
また、新しいゲーム機としてはAndroidゲーム機の「AYANEO Pocket ACE」もレトロさを生かしたデザインが映える1台だ。Wi-Fi 7対応なのでもし自宅の通信環境に凝っているならクラウドゲーミングの利用を見据えても良いだろう。
撮影機器としては「Insta360 X5」に注目したい。ひとりで自身の動画を撮影しながら動ける「自撮りモード」が自由度を高めるうえ、レンズ破損時の交換に対応したことも嬉しい。
そのほか、イラスト作成などで活躍する液晶ペンタブレットとしてワコムの「Cintiq 24 touch」を、演奏や楽曲制作に使えるシンセサイザーとしてMOOGのエントリーモデルである「Messenger」を選定した。
ーデジタル&ガジェット部門/デジタルホビーー
<大賞>
1. 一家に1台はマスト! 次世代ゲーム機の決定版
任天堂
「Nintendo Switch 2」(日本語・国内専用:4万9980円)
新機能も多いですが何より本体性能の向上によってグラフィックが進化し、処理能力がアップしました。新規タイトルや移植などに期待大です
6月5日に発売された「Nintendo Switch」の後継機。画面は7.9インチに拡大し、本体容量も256GBに向上。上側面のUSB Type-Cでテーブルモード時の充電や周辺機器接続が可能に。
▲Joy-Con 2は本体にマグネットで固定する仕組みに。強力な磁力で固定されるため手持ちでもぐらつかない
▲Joy-Con 2の装着面を下に向けることでマウス操作が可能。マウスを使う前提のゲームも遊びやすくなった
(C)Nintendo Nintendo Switchは任天堂の商標です。
<全方位カメラ賞>
2. 初心者からプロまで失敗しない360度カメラ
Insta360
「Insta360 X5」(8万4800円)
撮影者を画角の中心に維持する自撮りモードが秀逸。破損時のレンズ交換対応もヘビーユーズするうえで安心できるポイントです
4月に発売されたフラグシップモデルで8K・30fpsの360度動画撮影に対応。AI活用による画質処理の最適化や風切り音の低減機能、自撮りモードなど機能も充実する。
▲耐久性の高いガラスレンズを備えたうえで業界初の交換式レンズシステムを採用。水深15m防水性能も備える
▲録画ボタンを押すだけですぐ使える平面動画と360度動画を同時に撮る「InstaFrameモード」に対応する
<DTM賞>
3. 往年のMOOGファンから初心者まで楽しめる
MOOG
「Messenger」(11万9800円)
アナログシンセサイザーのパイオニアとして知られるMOOGの新作。楽器として楽しみながら音作りができ、買いやすい価格も魅力です
6月発売のモノフォニックシンセサイザー。波形等を変えての音作りだけでなく、プリセットの音色を選択しての演奏も可能。エクスプレッションペダルも使える。
▲1〜16のBANKと1〜16のPATCHの数字を組み合わせ、プリセットの音色を切り替えて演奏を楽しめる
▲オシレーターやミキサー、エンベロープなど上部にあるつまみを回していくことで音色を調整できる
<ゲーミング賞>
4. レトロかわいいAndroidゲーム機
AYANEO
「AYANEO Pocket ACE(国内正規版)」(8万4800円)
4.5型の小さなディスプレイとレトロ感のあるデザインが独特な味わいを醸し出します。それでいて最新ゲームにもしっかり対応
4月に海外発表されていたハンドヘルド型のAndroidゲーム機が8月から順次発売される。画面はコンパクトな4.5型。6000mAhのバッテリーを備え、40W急速充電にも対応する。
▲ゲーム機向けSoCのSnapdragon G3x Gen2を搭載。コンパクトなモデルながらも処理性能は上位モデルに迫る
▲本体に振動モーターを内蔵。ゲームシーンに連動したフィードバックで高い臨場感が期待できる
<ハイエンド賞>
5. これから本気でデジ絵を描く人へ
ワコム
「Wacom Cintiq 24 touch DTH246K4C」(25万800円)
2019年モデルから大幅進化を遂げた新シリーズでは待望のUSB Type-C接続に対応。タッチ操作による回転や拡大なども直感的です
23.8型ディスプレイを備えた液晶ペンタブレットでペンだけでなく指先でのマルチタッチ操作にも対応。角度調整が可能なスタンド「Wacom Adjustable Stand」も同梱される。
▲同時発売された「WacomCintiq 16」や「Wacom Cintiq 24」にも注目。より価格を抑えられる選択肢だ
▲同社のフラッグシップ機と同じく「Wacom Pro Pen3」を同梱。高い精度での描画が可能だ
>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号28-29ページの記事をもとに構成しています
<文・監修/井上 晃>
ITライター
井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットなどを軸に、最新ガジェットやITサービスなどをリサーチ。Webメディアや雑誌に寄稿する。まだNintendo Switch 2の抽選が当たらない
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/687498/
- Source:&GP
- Author:&GP
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