トゥールビヨンが50万円台。スイスの新鋭「BLACKOUT WATCHES」が時計ツウの心を掴む

時計好きなら誰もが憧れるトゥールビヨン。重力の影響を均一化して精度を高めるための機構であり、機械式時計の三大複雑機構のひとつとされています。高い技術を要する複雑な構造と審美的なデザインゆえに、製造には多大なコストがかかり、価格も簡単には手の届かないものとなっていました。

そのトゥールビヨンを、手の届く存在に変えてくれたのがスイスの時計ブランド・BLACKOUT WATCHESです。高品質ながら誰もが手にできるトゥールビヨン「XP1 Tourbillon」(59万9500円〜)が登場しました。

BLACKOUT WATCHESは、高級時計のカスタマイズを長年手がけてきたブランドです。

2022年には、時計愛好家のエティエンヌ氏とティム氏がそのブランドを引き継ぎ、“誰もが手にできる、本物の高級時計”という夢を掲げて時計の開発に着手しました。そして、その想いから誕生したのが、今回ご紹介する「XP1 Tourbillon」です。

高品質でありながらアフォーダブルな理由は、手頃な価格のアジア製トゥールビヨンを採用している点にあります。ただし、それをそのまま使うのではなく、部品はスイスの自社工場で徹底した検査を受け、必要に応じて加工や交換が施された後、熟練の職人たちの手によって自社工房で再構築されています。

この工程を経ることで、手の届く価格ながらも、高級トゥールビヨンに匹敵するクオリティを実現しているのです。

ラインナップはチタンケースモデル「XP1 Tourbillon TI」とカーボンケースモデル「XP1 Tourbillon LT」の2種類で、それぞれにダイヤルカラーの異なるカラバリを展開。

▲「BOXP1TBTIOR」

チタンケースモデルは、オレンジの「BOXP1TBTIOR」(59万9500円)とブラックの「BOXP1TBTIBK」(59万9500円)の2カラーを展開しています。

▲「BOXP1TBLTCFB」

カーボンケースモデルは、フローズンブルーの「BOXP1TBLTCFB」(69万8500円)、ブルーの「BOXP1TBLTCDB」(69万8500円)、ブラックの「BOXP1TBLTCBK」(69万8500円)、ゴールドの「BOXP1TBLTCGD」(77万円)の4カラーをラインナップしています。

▲「BOXP1TBLTCDB」

いずれもケース径44×52mmの存在感のあるトノー型ケースを採用しており、スケルトン仕様のダイヤルからは、ツインバレル フライングトゥールビヨンの魅惑的な動きをいつでも眺めることができます。

また、ケースバックもサファイアクリスタルを用いたスケルトン仕様となっており、裏側からムーブメントの動きを鑑賞することもできます。

ケースサイドには複数のネジを取り付けた、無骨さを感じさせる印象的なデザインを採用しています。

なお、カーボンモデルは夜になると新たな一面を見せてくれます。鍛造工程でケース素材のカーボンにルミノバパウダーを組み込んでおり、暗闇ではまるで星雲のように発光する仕様です。

フィット感のよいストラップには、耐熱性・耐寒性にすぐれ、汚れにくいFKMラバーを採用しています。

クイックチェンジ式のため、気分に合わせてストラップを交換することも可能。その他の性能面では、10気圧防水に加え、約72時間のパワーリザーブも備えています。

誰もが手にできる高品質トゥールビヨン「XP1 Tourbillon」は、現在、阪急メンズ東京「FORTUNE TIME」および大沢商会公式オンラインストア「Fortune Square」にて国内先行販売されています(一部は完売しています)。

>> BLACKOUT WATCHES

<文/&GP>

 

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