【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
お米が高騰した昨今だからこそコストパフォーマンスに優れた炊飯器に注目したい。おいしさを確保しながらも使い勝手が良く便利な最新炊飯器はこれだ!
* * *
米価格の高騰に翻弄されている今年上半期。少しでもおいしくごはんが炊ける炊飯器を求めたいがお米も高くなっている。そこでおすすめしたいのが、ごはんのおいしさと価格のバランスを重視したミドルクラスの炊飯器だ。全て圧力IH方式を採用しており、低価格の備蓄米でも甘みを引き出して炊ける。
大賞に選んだパナソニックの「SR-N310D」は可変圧力による“おどり炊き”に対応し、従来品比で粘りが約4%、甘みが約14%アップしている。また、東芝は真空の力を使って甘みを引き出せる。米が高くなったからこそ、コスパに優れる炊飯器を選びたい。
ー生活家電部門部門/炊飯器ー
<大賞>
1. 急減圧の“おどり炊き”で甘みをアップ
パナソニック
「可変圧力 IHジャー炊飯器 SR-N310D」(3万3660円)
お米をおいしく炊くための機能として欠かせない圧力IH方式を採用しながらもコスパに優れているのが魅力です。0.5合から炊ける少量コースや24時間のうるおい保温機能も搭載し、使い勝手の良さが光ります
お手軽さとおいしさのバランスが良い“おどり炊き”のベーシックモデル。独自技術の“急減圧バルブ”が爆発的な沸騰を生み出し、甘みを従来モデルより約14%アップ。
▲遠赤放射率が高い備長炭入りコーティングの「備長炭釜」がお米の芯までしっかりと加熱してくれる
<真空炊飯賞>
2. 真空の力でごはんの甘みを引き出す
東芝ライフスタイル
「RC-10RWB」(実勢価格:3万5200円前後)
東芝の炊飯器ならではの真空ポンプを利用した機能がエントリー機でも利用できるのが嬉しい。また、真空の力を使うことで長時間ごはんが美味しく保持できるのが便利です
真空ポンプを内蔵。吸水時に内釜の中を減圧することで芯まで吸水させて甘みを引き出せる。さらに真空保温機能により、40時間の保温ができる。
▲釜底厚さ5mmの「銅かまど丸釜」を採用。60度の丸底により、かまどのような熱対流が起こせる
<長時間保温賞>
3. 30時間保温可能な3合炊き
象印マホービン
「圧力IH炊飯ジャー NP-RU05」(4万3780円)
3通りの炊き分け圧力に対応し、好みの食味のごはんが炊けます。よりおいしく栄養も引き出せる“熟成炊き(白米・玄米)”や麦ごはんメニューなども利用できます
1~3合が炊ける“極め炊き”ブランドの小型モデル。底センサーが最適な温度をコントロールする“うるつや保温”機能を搭載し、30時間おいしく保温できる。
▲釜底のIHヒーターに加えて胴ヒーターとふたヒーターで包み込んで炊く圧力IH方式を採用する
>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号38-39ページの記事をもとに構成しています
<文・監修/コヤマタカヒロ>
家電ライター
コヤマタカヒロ
調理家電やデジタルガジェットのほか、季節家電にも精通する広い守備範囲をもつ家電ライター。家電のテスト&撮影のためのスタジオ「コヤマキッチン」も運営するなどマルチに活躍中
【関連記事】
◆一流料亭の味を毎日の食卓に!タイガー最新炊飯器「土鍋ご泡火炊き」が叶える“ご褒美”ごはん
◆早い、美味い! が家庭でも。米どころ新潟で生まれた炊飯器の実力とは!?
◆“粒立ちがゆ”機能が加わった象印の炊飯器「炎舞炊き」最上位モデル
- Original:https://www.goodspress.jp/features/687866/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...