AirTagのバッテリーを交換したのに残量問題が解決しない場合の対処法

Appleの紛失防止タグ「AirTag」は、定期的にバッテリー交換が必要です。しかし、バッテリーを新品に交換したにもかかわらず、「バッテリー残量が低下しています」と表示されたまま改善されないケースに筆者自身が遭遇しました。この記事では、その際に行った対処法をご紹介します。

1年に1度はバッテリー交換が必要なAirTag

筆者はAirTagを、高価な自転車の盗難防止目的で使用しています。その自転車は、普段は家から離れた屋内施設で保管されています。

これまでAirTagからは、1年に1度ほど「バッテリー残量が少なくなっています」と通知が届いており、そのたびに新しいバッテリーへ交換して問題なく使い続けていました。

なぜかバッテリーを交換しても残量が回復しない?

ところが今回、初めて異常が発生しました。新品のバッテリーに交換したにもかかわらず、「バッテリー残量低下 – 一部の機能が使用できません」と表示されたままの状態が続いたのです。これはAirTagの経年劣化によるものかどうかは不明ですが、過去に2度バッテリー交換を行った際には発生しなかった現象です。

再登録が解決の鍵?

この問題についてネットで調べてみると、まず「iPhoneを再起動すると良い」という情報が見つかりました。しかし再起動しても、バッテリー残量低下の表示は消えませんでした。

さらに調査を進めると、「新しいバッテリーを5回ほど出し入れすると、AirTagから聞こえる音が変化し、最終的に正常動作した」という体験談を発見。これも試してみましたが、筆者のケースでは改善されませんでした。

最終的な解決法:AirTagの再登録

最終的に効果があったのは、「AirTagを一度削除してから、再登録する」という方法でした。これを試したところ、無事「バッテリー残量低下」の表示が消え、通常通りのトラッキングができるようになりました。

以下に、AirTagの削除と再登録の手順をまとめます。

■ 削除方法

  1. iPhoneで「探す」アプリを開きます。
  2. 画面下部の「持ち物を探す」をタップし、削除したいAirTagを選択します。
  3. AirTagをiPhoneに近づけます。
  4. 「持ち物を削除」をタップし、画面の指示に従います。

■ 登録方法

  1. AirTagをiPhoneまたはiPadに近づけ、「接続」をタップします。
  2. AirTagに名前を付けて「続ける」をタップします。
  3. Appleアカウントに登録するには「同意する」をタップ、または再度「続ける」をタップします。
  4. 「完了」をタップします。

このように、バッテリーを交換しても残量表示が改善されない場合は、「再登録」という手順が有効な対処法になることがあります。お困りの方は、ぜひ試してみてください。

Photo: Apple


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