Apple Watchだけで生活してみたら、スマホ依存から脱却できた話

「スマホ、見すぎてませんか?」

LINEやSNS、通知の確認、なんとなくのネットサーフィン。

ふと気づくと1日に何時間もスマホを触っている。

そんな自分に少し罪悪感を覚えたこと、きっとあなたにもあるはずです。

私もそのひとり。

「通知が気になって、集中できない」「家族と話してる時もスマホを見てしまう」。

このままじゃダメだと思いながら、なかなか抜け出せない“スマホ依存”。

そんな時、ふと思ったのです。

「Apple Watchだけで生活してみたら、スマホに触れる時間は自然と減るんじゃないのか?」と。

今回、思い切ってiPhoneを封印し、Apple Watchだけで1日過ごすというチャレンジを決行しました。

実際にどうだったのか、その結果と変化をお届けします。

事前準備|Apple Watch生活に必要な設定とは?

Apple Watch生活1

Apple Watchだけで生活するとはいえ、何の準備もなしでは生活に支障が出てしまいます。

実際に私が事前に行った設定や、Apple Watchだけで生活するための工夫をご紹介します。

通知の断捨離

具体的には以下の通り。

・LINEや電話、カレンダー、リマインダーのみオン
・SNSやゲーム、ニュース系の通知は完全オフ

通知を見る=誘惑の入り口。

最低限の「必要な情報だけが届く」環境を整えました。

Apple Watchに入れたもの

以下4点をApple Watchに入れました。

・音楽:お気に入りのプレイリストを事前に同期(AirPodsと連携)
・Suica/Apple Pay:改札もコンビニもWatchで対応可能に
・Todoアプリ:Things 3を活用して、予定やタスクをチェック
・Siri:メモやリマインダー登録は音声で代用

iPhoneは「封印」

物理的にiPhoneを別の部屋に置き、手の届かない状態に。

“チラ見”すらできない環境でスタートです。

実際に生活してみた|Apple Watchで1日過ごしてみたら

本当にApple Watchだけで1日過ごせるのか?

通知の確認、連絡の返信、移動、休憩時間…。

不安を抱えながら、スマホゼロの1日がスタートしました。

朝:アラームから出勤まで

Apple Watch生活3

Apple Watchの振動アラームで起床。

音が鳴らないので家族を起こさず、スマートにスタートできました。(振動アラームでちゃんと起きれるか正直不安でした…。)

起きてすぐの天気確認やリマインダーもApple Watchで完結。

「SNSチェック」や「メール確認」がない朝は、静かで穏やかです。

通勤は電車。

これまではずっとスマホを見ていたのに、今日はApple Watchのみ。

何度か“スマホを取り出そうとする癖”が出て驚きました。

ただ、代わりに音楽を聴きながら、頭の中を整理する時間が生まれたのは新鮮でした。

昼:仕事中の連絡と休憩時間

Apple Watch生活4

仕事中も基本はApple Watchで通知確認。

LINEメッセージには音声入力で即レス、Slackは昼休みにMacから確認。

最大の違いは、SNSをなんとなく開けないこと。

スマホでSNSを見る習慣が強いと、Watchだけの生活は強制的にデジタル断食状態になります。

お昼休みは少し手持ち無沙汰でしたが、その時間は同僚と話したり、考え事をしたり。

「思考の余白」が生まれた感覚で、普段よりもリフレッシュできた気がしました。

夜:帰宅後から就寝まで

Apple Watch生活5

夜の時間こそ、スマホに手を伸ばしやすい瞬間。

Apple Watchだけでどう乗り越えられるのか、正直不安もありました。

家に帰ると、Apple Watchだけでは動画やSNSが見られないため、スマホを触りたい衝動がふつふつと…。

ただ、その代わりに家族との会話が増えたのは大きな変化でした。

夕食後もApple Watchでタイマーや音楽再生をしながらゆったりと過ごせました。

そして就寝前。

いつもならYouTubeや Xを1時間くらい見てしまうところ、今日は自然と30分早く眠りについていました。

スマホ依存から本当に脱却できたのか?

Apple Watch生活6

具体的なスクリーンタイムの変化や、心と体にどんな影響があったのかをまとめました。

スクリーンタイムの結果

普段と比べて全くiPhoneを触っていないことは感じていましたが、衝撃でした。

Apple Watch生活7

実験前の1日の平均:5時間2分
Apple Watchだけで過ごした日:59分(※Mac使用を除く)

なんと約4時間の減少!!

心の変化

Apple Watch生活で感じた心の変化は以下の通りです。

・「通知に振り回される感じ」が消えた
・常に「チェックしなきゃ」の焦りが減った
・自分の“空白の時間”を取り戻した感覚

脳科学的にも納得

スマホ通知はドーパミンを刺激し、無意識に手が伸びてしまいます。

一方で、Apple Watchは、通知の確認はできるが、そこから内容の深掘りができないため、欲求を断ち切る「壁」の役割を果たすのです。

結果、無駄な視覚刺激が減り、脳の処理負荷も軽減された実感がありました。

Apple Watch生活のメリットとデメリット

Apple Watch生活8

体験の中で感じた、Apple Watch生活の「良かった点」と「不便だった点」を整理してみました。

これから挑戦する方へのヒントになれば幸いです。

Apple Watch生活のメリット

実際にApple Watch生活をして感じたメリットは、以下の通り。

・通知に惑わされず集中できる
・スマホの無駄な使用時間が激減
・家族や自分の時間が増える
・手元で最低限の操作ができて便利

Apple Watch生活のデメリット

一方で、デメリットは以下の通り。

・長文の返信やSNS投稿は不可
・Apple Watch生活のだけではアプリ操作の限界がある
・バッテリー持ちにやや不安(省電力モード併用がおすすめ)

まとめ|Apple Watch生活は“脱スマホ依存”の第一歩

Apple Watch生活9

スマホを完全にやめるのは現実的ではありません。

しかし、知らず知らずのうちに“時間を奪われている”ことに気づくことが第一歩。

今回の検証で、「通知フィルターとしてApple Watchを使う」という使い方が、スマホとの上手な付き合い方につながると感じました。

まずは1日でなくとも、「通勤時間だけ」「夕食後だけ」など、部分的にでも試してみる価値はあります。

あなたも試してみませんか?

「スマホ依存を減らしたい」「集中力を取り戻したい」そんなあなたに、Apple Watchはきっと役立つパートナーになります。

あなたは、スマホ依存から脱却するために何か工夫していることはありますか?

コメント欄であなたの体験やアイデアをぜひ教えてください!


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