【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
カーナビは単に目的地までの案内をするだけのモノから動画を観たり音楽を聴いたり、交通情報や施設検索などもできるドライブをさらに快適にするギアとして発展している。
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オプションでメーカー純正のカーナビを選ぶ人も多いが、後付けの魅力は何と言っても自分のニーズに合ったモデルを選べるところだ。
「ナビアプリの伸張に伴い、カーナビ上でもApple CarPlayやAndroid Autoに対応する製品が続々と登場しています。さらに、大画面化へのニーズはほとんどの車種で大画面化が可能となる“フローティング型”の登場で人気が加速しています」とカーライフアドバイザーの会田さんは話す。
加えて、今後はカーナビとスマートフォンの連携はさらに常識化していき、コネクテッド化によって走行実績を反映した交通情報やオンライン施設検索が一般化。AIによる進化した会話型インターフェースの登場も期待されるという。
ーライフスタイル部門/カーナビー
<大賞>
1. “楽しい”、“便利”が広がるナビ
Pioneer
「carrozzeria『楽ナビ』AVIC-RF722-DC」(実勢価格:17万円前後)
9型大画面で通信モジュールを付属して交通情報や施設検索などをリアルタイムで行えるほか、docomo in Car Connectの契約で車内Wi-Fiも利用できます(会田さん)
通信で繋がることによって外部サーバにアクセスし、ナビに搭載されていない最新スポットが検索可能に。地図も自動更新されるので煩わしい作業から解放されて最新の地図を快適に使用できる。
▲ネットワークスティックの同梱により、オンラインによる交通情報や駐車場満空情報、天気予報などが無料で利用できる
▲MapFanスマートメンバーズに加入すると最大1年間は追加料金なしで最新データにバージョンアップ可能
<高精細大画面賞>
2. 動画と繋がり車内がエンタメ空間に
Panasonic
「Strada『F1X』CN-F1X10C1D」(実勢価格:19万3000円前後)
業界唯一の有機ELディスプレイを10型モニター部に採用し、高精細かつ高コントラストの美しい映像を観られます(会田さん)
高精細・高コントラストのディスプレイを搭載しているので地図画面が見やすいのはもちろん、対応している複数の動画配信サービスもキレイな画質で視聴が可能だ。
▲新搭載の“ネット動画”機能はスマホのテザリングで動画配信サービスの視聴ができる
▲10型の大画面なのでタッチパネルでの機能の切り替えなどの操作もしやすい
<シンプル賞>
3. 欲しい機能だけを手頃な価格で実現
KENWOOD
「『彩速ナビ』TYPE L MDR-L612W」(実勢価格:7万9800円前後)
欲しい機能を手頃な価格で実現した7型ワイド2DINモデル。彩速テクノロジーが高速レスポンスを実現し、気持ち良く操作できます(会田さん)
彩速テクノロジーが高速レスポンスを実現し、気持ち良いほどフリック&ドラッグ操作が行える。音声操作機能に対応し、ハンドルから手を離さずに画面の切り替えなども可能。
▲HDMI入力(ケーブル別売)に対応しているのでスマホやビデオカメラからHD動画も楽しめる
>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号53ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
カーライフアドバイザー
会田 肇さん
モーターマガジン社に編集者として勤務後、フリージャーナリストへ。カーナビについては黎明期より関わり、現在もカー AV機器だけでなく自動運転やEVなどに関するレポートを執筆している。デジタルカメラグランプリ審査員
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/689787/
- Source:&GP
- Author:&GP
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