ミニバッグの収納、足りてる?肩掛けベルトがバッグになる“ちょい足しギア”とは

街でもアウトドアでもよく見かける、コンパクトなミニバッグ。スマホにモバイルバッテリー、イヤホンにミニ財布…と、つい詰め込みたくなるけれど、「もうちょっと入ったらいいのになぁ」って思うこと、ありませんか? さらに、急な雨に耐えられる耐水性まであったら完璧なのに…なんて、ちょっと欲ばりな気持ちにもなります。

そんなときに見つけたのが、master-piece(マスターピース)の「Strapack(ストラパック)」(1万6500円)。

これ、もちろんただの“ストラップ”にあらず。スマホやモバイルバッテリー、鍵をスマートに収納できるストラップ型バッグなんです。いつも持ち歩くミニバッグに取り付けるだけで、使い勝手をさらに向上させられますよ!

■バッグ兼ストラップという選択。“Strapack”で荷物事情がちょっと変わる

▲カラーは左から、CAMEL、BLACK、OLIVE、NAVY、YELLOW、RED、GRAYの全7色展開

“持ち歩くストラップが、もうひとつのバッグになる”。そんな「ありそうでなかった」発想から生まれたのが「Strapack」です。

ショルダーストラップとしても、単体でミニバッグとしても使えるこの設計は、実用性とデザインのバランスが絶妙。さすがマスターピースだなぁ…とちょっと感心してしまいます。

▲ポーチ本体と同色のグレーをセレクト

ちなみに、私がよく使っているのがKELTY(ケルティ)のミニバッグ。夏のちょっとした外出にちょうどよくて、本当に頼れる存在です。

ただ、スマホに加えてモバイルバッテリーやイヤホン、財布まで…持ち歩く“日常の必需品”が増えてきて、最近は少し容量不足を感じるように。

そんなときに、この「Strapack」を試してみたら、まさに今の持ち物事情にぴったりだったんです。

▲ミニバッグを前に持ってきている状態

▲ミニバッグを後ろに回している状態/収納部分のサイズ:W7×H40×D~70cm、重さ:約200g

KELTYのレトロな雰囲気はそのままに、不足しがちな収納力だけをスマートにプラス。見た目を崩さず、必要な機能を足せる相性のよさが魅力です。

ミニポーチを前に持ってきてもいいし、「Strapack」を主役にしてもサマになる。どちらをメインにしても、スタイリングの一部としてちゃんと映えます。

実際の収納力はというと、iPhone13とミニ財布、イヤホンを入れてもまだ少し余裕あり。この“ひとまとめ感”のおかげで、ポーチ本体にもゆとりが生まれます。

一見シンプルなショルダーストラップですが、「こんなに入るの?」と思うくらい、しっかり頼れるんです。

▲左:中身を入れてない状態。右:中身を入れた状態

本体はマチが広めに設計されていて、見た目以上の収納力。ふだんはスリムにまとまりつつ、荷物を入れると自然にふくらんでくれるんです。

内装はポケットのないシンプルな一室構造。ナスカンがひとつ付いていて、鍵やパスケースなど“なくしたくないもの”をしっかり固定できるのが便利です。

500mlのペットボトルがすっきり入るのも、夏にはちょっとありがたいところ。水分補給用のボトルを入れてもいいし、天気が怪しい日は折りたたみ傘をぽんっと入れておけます。

本体は耐水性が高いので、多少濡れても平気そう…そんな安心感もいいんです。

では浸水対策がどれくらいしっかりしているかというと、本体には耐水圧20,000mmという頼もしい防水性能を持つ、master-pieceオリジナルの「MASTERTEX-07」を採用。

撥水加工にくわえて、透湿防水フィルム「L-Vent」とトリコットナイロンを重ねた3層構造になっています。

さらにファスナーはYKKの止水タイプ「AquaGuard」。ここまでやってくれているなら、ちょっとやそっとの雨なら心配なさそうだな…と、つい安心してしまいます。

機能性だけでなく、個人的にうれしいのが豊富なカラーバリエーション。たとえばブラックなら全体が落ち着いて、大人っぽい雰囲気にまとまります。

汎用性も高いので、ほかのバッグに付け替えるときにも安心です。

一方で、KELTYのロゴカラーに合わせてオレンジを選べば、ちょっと遊び心のあるカジュアルスタイルに。夏のシンプルな服装にもよく映えて、いい感じのアクセントになってくれます。

こうしてカラーを選べるのも、うれしいポイント。クラシックなアイテムにひと工夫加えるだけで、バッグまわりの楽しみ方がぐっと広がります。

もちろん、「Strapack」はバッグに取り付けるだけじゃ終わりません。単体でもミニショルダーとしてちゃんと使えるので、散歩や旅先ではこれひとつで身軽に出かけられます。

ダブルファスナーだから、左右どちらの肩にかけても開けやすいのも地味にうれしいところ。さらにスマホショルダーとしても使えるので、アイデア次第で使い方がどんどん広がります。

さらに、「もうちょっと容量ほしいな…」ってときは、付属のループテープがいい仕事をします。

カラビナやキーリングを付けて、外にぶら下げれば持ち物を追加できるし、このテープ自体をストラップの延長パーツにすれば、長さの調整も簡単。なんだかんだで細かい気配りがうれしいんです。

▲カラーがリンクしている「Potential 3WAYトートバッグ 」(5万7200円)

ちなみに、master-pieceでは「Strapack」とカラーをそろえてドッキングできるバッグもちゃんと用意されています。

「いきなり手持ちのバッグに付けるのはちょっと…」という人は、最初から相性ばっちりなモデルを選ぶのもアリ。たとえば、写真の「Potential 3WAYトートバッグ」。PC収納もあって、すでにかなり多機能なんですが、ここに「Strapack」を足すと…もう、収納面でスキがなくなります。

なお、「Potential 3WAYトートバッグ」に装着してもしっくりくるのは、「Strapack」と同じMASTERTEX-07素材を使っているから。

*  *  *

機能性の高さや、サッと取り出せる利便性など魅力が詰まった「Strapack」。唯一気になるのは、やや価格が高めな点。ですが、耐久性や防水性へのこだわり、そしてシーンを選ばず使える汎用性を考えれば、その価値は十分にあります。

この夏は「Strapack」で、いつもの持ち物スタイルをちょっとだけアップデートしてみませんか。

>> master-piece

<監修・執筆/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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