iPhone17シリーズの50ドル値上げ説再び〜インドの関税が3%未満から25%に

iPhone17シリーズの販売価格について、今後はインドに課される関税の引き上げの面から考えても50ドル値上げされるのではとの懸念が米国メディアを中心にでています。

中国に対する高関税を回避するためにインドにおけるiPhoneの製造台数を増やしている中、そのインドに対する関税も引き上げられるのはAppleにとってかなり痛手となりそうです。

2025年4月までは3%未満だったインドへの関税

米国のインドに対する関税は、2025年4月までは3%未満だったのに対し、その後10%に引き上げられ、先月末にトランプ大統領は25%に引き上げると宣言していました。

中国に対する高関税が懸念された際は、事前にiPhoneの輸入台数を増やすことで対応、現在は米国向けiPhoneは中国製からインド製に切り替えたとみられています。

中国に加えインドで製造するiPhoneも高関税の影響避けられず

そのインドに対する関税も大幅に引き上げられた場合、高い関税を回避できる国や地域でiPhoneを製造するのは困難と考えられます。

インドに対する関税が25%に引き上げられた場合、Appleが負担する必要がある追加コストは2025年第3四半期(7月〜9月)だけでも8億ドル(約1,185億円)に達すると予測されています。

適用為替レートが同じなら日本では約8,000円(税込)の値上げ

この追加負担が生じる場合、AppleはそれをiPhone17シリーズの販売価格に転嫁せざるを得ないだろうとの見方が急速に拡がっています。

それによる値上げ額として予測されているのは先日も報告された50ドルで、日本では約8,000円(税込)の値上げになる可能性があります。

インドに対する関税も日本に対する関税交渉のように最終的に低く抑えられることが期待されますが、それでも春先までの3%以下と比較すればかなり高くなるのは避けられそうにありません。

Photo:Apple Club(@appleclubs)/X


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