夏の“Tイチ”スタイルをダラシなく見せないカギは小物にアリ! 実用性と見た目を両立させたサングラスが気分

【夏の“Tイチ”をプラスワン小物でおしゃれに彩る!】

35度を超える猛暑日が続くこの夏。相当な暑さのため、装いに快適性を求めるのが1番となるのは当然のこと。ただ、どうしてもいつも似たようなスタイルになってしまううえに、ともすれば部屋着っぽいダラシなさが出てしまうこともしばしば。そんなときに1点加えるだけでおしゃれに彩れる小物があれば…。ということで、今回はこの季節に特に需要の高いサングラスにフィーチャー! 実用性とルックスを両立させた頼れる1本をご紹介します。

■ラフな雰囲気に寄り添いながらも鮮度を高めてくれるのがサングラス!

▲快適さを最大化したが故にラフに見えすぎてしまう…。決して悪くはないのですが、なんだかあともう一歩洒落感が欲しいなと思うようなスタイルです

せっかくの外出。少しはおしゃれにしたい気持ちはありつつも、どうしても暑さに負けてしまいTシャツにショートパンツのような簡単なスタイルに落ち着きがち。しかも年齢を重ねると柄や色はあまり使わずにシンプルなモノトーンカラーを選ぶことも多いのではないでしょうか。そうすると、どうしてもいつも似通ってしまったり、快適性能の高い素材を選んでしまったりすることから“コンビニに行くような感じ”のスタイルに見えてしまうもの。そんな“Tイチ”スタイルに見合う小物を選ぶことで装いの洗練度が上がり、同じスタイルでもたちまち印象はアップします。

■進化を遂げるベーシックタイプ。なかでも現代的なウエリントン&ボストンを選びたい!

サングラスもさまざまな形がありますが、大人であれば定番のタイプがやはり居心地良く思えるはず。その2TOPといえるスタイルがウエリントンタイプとボストンタイプです。今回はそんなベーシックなサングラスに今風の進化を与えたアイテムを紹介していきます。どこか新鮮な雰囲気を纏いたいなら、この6本の中からぜひ選んでみてください。

<ウエリントンタイプはフレームのちょっとした変化で洒脱に>

定番フレームの中でもド定番、逆さ台形のようなフォルムが特徴のウエリントン。合わせの幅が広いことから需要の高さも随一。やや角張った形状が男性的な雰囲気を漂わせるため、メンズ人気も高いアイテムです。今回紹介する3本は、そんな定番の形を踏襲しながらも現代的にアップデートを加えた品々。使い勝手の良さはそのままに、ファッション性をより高められるラインナップとなっています。

1. レイバンが誇るシグネチャーサングラスをトレンド仕様へ!

Ray-Ban
「MEGA WAYFARER」(3万800円)

ウエリントンタイプのサングラスといえば、レイバンの「ウェイファーラー」は欠かせない傑作。映画やドラマなどで多く使われていることからも馴染み深さを感じるアイテムなのではないでしょうか。すでに広く認知されている一品を厚みのあるシェイプとひと回り大きめのサイズ感でアップデートしたのが、今回ご紹介したい「“メガ”ウェイファーラー」です。

筆者も実際に着用してみましたが、オリジナルと比較するとやはりボリューミー。もともとやや小ぶりにまとまる印象があったため、着用するとその違いはより大きく感じます。その理由としてはフレームの肉厚さ。大きさだけでなく、厚みも持たせたことでその存在感をしっかりと味わえるように。また、テンプル部分もかなり太くアレンジしているため、横から見た際も印象的です。顔の大きさが気になる人もいるかもしれませんが、こちらであればより多くの人が気にせず合わせられるはず。

>> Ray-Ban

2. 日本が誇るアイウエアブランドによる夏らしいクリアフレーム

EYEVAN
「Webb-BR(50)」(5万600円)

続いては季節感とファッション性の両立を叶えられるクリアフレームタイプをセレクト。今作は1972年に“着る眼鏡”をコンセプトに誕生した日本初のファッションアイウエアブランドであるアイヴァンの一品です。1960年代に主流だったUSヴィンテージの肉厚なウエリントンスタイルを、アイヴァンのマスターピースモデル「Webb」によって表現しています。

実際に1960年代のヴィンテージフレームからテンプルデザインやオフセットの構造をサンプリングしつつ、フロントリムを0.1mm単位で再度設計し直すなどその仕上がりの良さは格別。ベーシックな黒縁やべっ甲柄のフレームもラインナップしていますが、ファッション性をより感じられるクリアフレームが特におすすめ。作りの良さや掛け心地の快適性、そしてこなれた洒脱感を高いレベルで併せ持つだけに、長く愛用できる逸品となっています。

>> EYEVAN

3. 武骨であり知的。男性の求める魅力を堪能できる一作!

SABRE
「MONARO」(1万7600円)

大ぶりなトレンドもあれば小ぶりのトレンドもある! ということで、こちらは天地幅をグッと抑えたミニマルなウエリントンタイプ。アメリカ・カリフォルニアで2006年に誕生したSABRE(セイバー)というブランドのもので、ハードコアやパンクミュージック、スケートボードやサーフィンといったいわゆる西海岸のサブカルチャーをバックボーンに持っています。

本作はヴィンテージのウエリントンをモチーフとしたやや細目のシルエットが特徴。反対にアームなどは肉厚に仕上げることで武骨な雰囲気へと仕上げています。形状のバランスというのは決して簡単ではなく、細部にまで微調整を施すことで本作が作り上げられたとか。どこか男心をくすぐる、そんなワイルドなルックスはこの夏のお供となること必至です。

>> YTS STORE

<ボストンタイプなら知的な雰囲気を携えながらファッション性も確保>

ボストンタイプはフレームの形状が逆三角形で、角に丸みを持たせたシルエットのものを指します。古くは1930年代にアメリカで流行し、その後日本でも人気を博したこともあって、クラシックなイメージで浸透しているのではないでしょうか。丸みを帯びた形状から知的なイメージや柔和な印象を与えてくれるため、幅広く扱いやすい点も大きな魅力です。

4. 古き良きアメリカ文化を質実剛健な日本製で表現

Oliver Peoples
「Romare Sun」(6万1600円)

クラシックなボストンフレームであれば、ヴィンテージライクな面構えというのはやはり求めたくなるもの。そこでおすすめしたいのがアメリカ・ハリウッドで1987年に創業したオリバーピープルズの一品です。同ブランドといえば、アメリカ製のヴィンテージフレームに着想を得ながらその多くのアイウエアを日本で製作していることでも有名です。それにより古き良きアメリカンクラシックの繊細さを現在に至るまで表現し続けています。

なかでも特に今回フォーカスしたいモデルがこちらの「Romare Sun」。フレームにはイエロー系のクリアカラーを選択し、レンズはグリーン調のクリアカラーを採用した色合いが何とも夏らしい雰囲気です。また、ボストンタイプに相応しくフレームも細めに作られているため、レトロな面持ちでなおかつどこか知的な印象を与えてくれます。大人であればあるほどに、このサングラスとの親和性が高まるように感じさせる味わい深い傑作です。

>> Oliver Peoples

5. フレンチボストンをモチーフにしたかわいげのある1本

Few
「F24」(1万6500円)

ジェンダーを問わず洋服を選ぶようにアイウエアを選ぶ、そんな発想で楽しめるプロダクトを提案するFew(フュー)。本モデルはユーロヴィンテージをベースに置く同ブランドらしくフレンチボストンをデザインソースに採用した一作で、ややぽってりとした肉厚なラウンドフレームが特徴的。

フレームにはやや光沢感を持たせたアセテート素材を採用することで、太めのフレームデザインと相まってポップな雰囲気に。レンズはトレンドのクリア系を採用しつつも、UVカット率は99%とサングラスとしての性能はしっかりと確保しています。ジェンダーレスなサイズ感&デザインなので、パートナーとシェアするという手もありです。

>> SHOTBRAIN

6. 旅行やレジャーにも最適な折り畳み型サングラス!

IZIPIZI
「SUN #F Light Tortoise」(8800円)

最後にご紹介するのは携帯性の高いフォールドタイプのボストンサングラスです。パリ発のアイウエアブランドIZIPIZI(イジピジ)は、シンプルで遊び心の利いたアイウエアを手頃な価格帯で提案することからも男女問わずに人気を博しています。こちらのモデルも例に漏れず、1万円以下と破格ながらもファッション性と使い勝手に長けている魅力的な一作です。

柔軟性のあるフレームと広く開けるスプリングヒンジを搭載することで付け心地の快適さは格別。また、UVカット率は99.9%と目をしっかり守ってくれるため、長時間のアウトドアにも最適です。しかも、折り畳みが可能なフレームデザインなので旅行やレジャーにうってつけ。カラバリで持ってアクセサリーのように気分で付け替える、といった楽しみ方もアリなのでは!?

>> IZIPIZI

>> 【連載】夏の“Tイチ”をプラスワン小物でおしゃれに彩る!

<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>

 

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