iOS26の開発者ベータ6に、AirPodsを介したリアルタイム翻訳機能の実装を裏付ける画像が含まれていたことが明らかになりました。「リアルタイム翻訳」と聞くと期待感が高まりますが、実際に何をどこまでできるようになるのでしょうか。
すでに3つのアプリで翻訳機能は実装済み
iOS26では、すでに「メッセージ」「電話」「FaceTime」の3つのアプリでリアルタイム翻訳機能を使用できます。
- メッセージ:中国語(簡体字)、英語(イギリス、アメリカ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(スペイン)に対応。
- 電話/FaceTime:英語(イギリス、アメリカ)、フランス語(フランス)、ドイツ語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(スペイン)に対応。
なお、機能の利用にはApple Intelligenceに対応したiPhoneが必要です。
MetaのRay-Banスマートグラスと似た機能か
MetaはすでにRay-Banとコラボしたスマートグラスで、対面通訳機能を実装済みです。英語、スペイン語、フランス語、イタリア語間の会話をリアルタイムで翻訳し、メガネのオープンイヤースピーカーで直接聞くか、スマホで文字起こしを確認できます。発話時も同様の処理が行え、特に旅行時に威力を発揮する機能です。
AppleのAirPodsを介したリアルタイム翻訳も、これに近い仕組みになると考えられます。
誰もがAirPodsをつけっぱなしの時代が来る?
AppleはすでにAirPodsに補聴機能を導入しており、医療用補聴器よりもはるかに安価ながら医療水準を満たしています。そのため、常時AirPodsを装着する人も出てきています。今回のリアルタイム翻訳は、この流れをさらに加速させる可能性があります。
装着したまま会話することへの違和感は?
AirPodsの透過モードを使えば、装着したままでも周囲の重要な環境音を聞き取れるため、日常生活にも支障はありません。
最近では、ワイヤレスイヤホンを付けた人に普通に話しかけても問題ないと考える人が増えてきています。一方で、「話しかけられたくない」ために、あえて有線イヤホンを使う若者もいます。
今後のAirPodsの立ち位置は?
AirPodsは登場当初、「うどん」と揶揄されましたが、現在ではワイヤレスイヤホン市場で圧倒的な地位を築いています。今後、AI機能が本格的に搭載されれば、人々のコミュニケーションスタイルにどのような変化が起こるのか、注目していく必要がありそうです。
Photo: MacRumors
- Original:https://iphone-mania.jp/airpods-596894/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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